皆さん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの山田英次です。今回は、前回のコラムの最後で触れた「複利の効果」の理解を目的として、話を進めます。 60歳で異なる金融商品を選び、85歳になった3人の資産残高 まずは、60歳時に同額のお金(1000万円)を投入して、はじめての資産運用に臨んだ3人の残高(85歳時)を改めて確認してみましょう。 ●金利0.5%の定期預金を選んだAさん……1134万円 ●金利3.0%の金融商品を選んだBさん……2094万円 ●金利6.0%の金融商品を選んだCさん……4292万円 このように前回のコラムでは、たった数%の金利の差が、人生の後半戦を過ごす3人の資産残高に大きな差を生むとお伝えしました。 「単利」と「複利」、2種類の金利の違い 日常生活において、金利を意識する場面はそう多くありません。金利が気になる場面といえば、例えば、お金を金融機関に預けるとき、また逆に
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