『観察者の系譜』(十月社) 写真についてはほとんど述べられていない。しかしカメラオブスクラという形象をつうじて19世紀前半に起きた地殻変動をおさえる。 「 」(『視覚論』(勁草書房)所収) 『Suspensions of Perception』MIT
記号とは何か? 「いかにイメージは作動しているのか」という問いを立てたとき、おそらく記号論が最も有効なアプローチとなるかもしれません。ということで、今回は記号の話を中心に進めます。 記号とは何か? ひとまずは何かを代替・代理したもの、印、表現と定義しておきましょう。身振り、動作、音声から、映像、言葉、サインまで、すべて記号と見なすことができます。記号の最小の構成要素は、《意味されるもの(シニフィエ)》と《意味するもの(シニフィオン)》です。《意味されるもの》は前述した「何か」にあたり、とりあえずは“現実の対象に関わること”(素材、内容)とみなすことができます。《意味するもの》は記号そのもの、表現するもの、印そのものとなります。 さて、私たち人類にとって、表現(記号)の基盤を成しているのが言葉です。身振りや動作、音楽、映像さえも言葉に還元されることによって、《意味されるもの》となります。した
コンテンツなどには十分な注意を払っておりますが、一切の法的責任等は負いません。また公序良俗に反する映像等は堅くお断り申し上げます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く