一般的な話題 なぜ青色LEDがノーベル賞なのか?ー基礎的な研究背景編 2014/10/14 一般的な話題, 化学者のつぶやき ノーベル賞, 発光ダイオード コメント: 0 投稿者: Tshozo Tshozoです。数年来、受賞は確実と目されていた「青色発光ダイオード」の発明と量産化に対し、名城大赤崎名誉教授、名大天野教授、カリフォルニア大学中村教授お三方が受賞されました。心よりお祝い申し上げます。 ここは「化学者のつぶやき」ですが、「この世界のどこにでも、化学」をキーワードに日夜邁進する筆者としましてはこの物理案件に化学を加味して紹介できればと思うのです。本件を3部に分け、まず出来るだけ技術的にかつ平易に本件の受賞内容をご紹介したいと思います。はじめは基礎的な研究背景編です。 LEDとは?その構造と特徴 もう現代では皆様よく目にするLED。正式名称は「Light Emitting Diod
白熱電球のフィラメントをLEDで再現! 昔ながらの白熱電球のフィラメントをLEDで再現することに成功したLED電球「Siphon」(サイフォン)が先行予約販売されています。 消費電力が少なく寿命も長いLED電球が急速に普及しつつある近年ですが、白熱電球とのデザインや色の違いから、LEDへの切り替えに戸惑っていた方も多いのではないでしょうか。 そんな中開発されたのが、白熱電球の美しさの要ともいえるフィラメント(電球内の細い糸状の線)を再現したLED電球「Siphon」(サイフォン)です。 省電力長寿命というLEDならではの高い機能性をもちつつ、白熱電球に近いあたたかみある色で、従来のインテリアイメージを損なうことのない明るさを実現。また、ガラスのデザインにもこだわり、かつてエジソンが発明した時代の電球の形状を模した「エジソン」、アンティークな雰囲気を際立たせる「シャンデリア」、どんなインテリ
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