ヨタ(yotta、記号: Y)は国際単位系 (SI) におけるSI接頭語の一つで、基礎となる単位の 1024(=一𥝱)倍の量であることを示す[1]。 1991年に定められたものであるが、名称決定には以下のような経緯がある。 ヨタが正式に定められる前、イタリア語で「8」を意味する otto(ギリシャ語の ὀκτώ (okto) とする説もある)に由来するオタ (otta) という接頭語が非公式に導入されていた。「8」を意味する語を用いたのは、1024 = 10008 だからである。しかし、otta ではその記号が「0(ゼロ)」とまぎらわしい「O(オー)」になってしまうことから、otta を変形した yotta が導入されることとなった。 また、2進接頭辞にヨタに基づいたヨビ(yobi、記号: Yi)が用意されている。ヨビは 280 = 10248 倍を意味する。 1991年の制定時は「最大