東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)5号機の使用済み核燃料プールで保管中の燃料集合体1体で燃料棒が曲がって接触していた問題で、原子力規制委員会はこのトラブルの大きさを、国際原子力事象評価尺度(INES)で8段階のうち下から2番目の「レベル1」と暫定評価した。 5号機の燃料プールでは、燃料集合体18体で、中央部に冷却水を通す管が曲がっている変形が見つかった。東電が詳しく調べたところ、この変形によって燃料棒が押され、別の燃料棒と接触していた。 関連リンク燃料棒、接触して使用か 柏崎刈羽原発、異常はなし(12/12)