【ローマ=石田博士】ANSA通信は11日、第265代ローマ法王ベネディクト16世(85)が、28日に退位をする意向を表明した、と伝えた。事実とすれば、法王は原則として終身制であり、辞任は極めて異例だ。高齢の法王は循環器系の持病があるとされ、自らの意思が鮮明なうちに後継者に責務を託すことを決断した可能性もある。 同通信によると、法王は「職務を重荷と感じるようになり、長い間考えてきた」などと語っているという。
那覇軍港と移設予定地の地図 【奥村智司】沖縄県の浦添市長選が10日投開票され、元NPO法人代表で無所属新顔の松本哲治氏(45)が、4選を目指した儀間光男氏(69)ら2人を破り、初当選した。日米政府が決めた米軍那覇軍港(那覇市)の浦添市沖への移設について、松本氏は受け入れ反対を表明している。基地移設の「火種」になる可能性もある。 松本氏は「市民に政治を取り戻す」と訴え、無党派に浸透した。自民、民主など4党相乗りで支援を受けた新顔の西原廣美氏(65)も軍港移設の見直しを訴えたが次点に。移設容認の儀間氏は多選批判も受け、最下位だった。 那覇軍港(55・9ヘクタール)の移設先は約6キロ離れた米軍牧港補給地区の沖。日米政府が1996年に合意。市長1期目の儀間氏が01年に受け入れを表明した。06年の米軍再編で、牧港、那覇軍港など、沖縄本島で嘉手納基地より南にある5施設は返還されることになったが、
沖縄県警は11日、酒に酔って乗用車を運転したとして、米空軍嘉手納基地所属の先任曹長、エリック・シモンズ容疑者(41)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 シモンズ容疑者は10日午後11時半ごろ、うるま市の県道を酒に酔って運転した疑いが持たれている。呼気から基準値の6倍のアルコールが検出された。シモンズ容疑者の車が信号待ちの車に追突し、計3台が絡む玉突き事故になった。けが人はなかった。 シモンズ容疑者は「うるま市内の自宅でビールをのみ、出勤の途中だった」と供述しているといい、軍服を着ていたという。
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