防衛省は3日、中国海軍の軍艦計7隻が同日午前2時ごろ、対馬海峡を北上して日本海に入ったと発表した。海上自衛隊のP3C哨戒機と護衛艦が2日午後4時ごろ、長崎県・対馬の南西約150キロの海域で確認した。対馬海峡は国際海峡のため、外国軍艦も自由に航行できる。 防衛省によると、中国軍艦は駆逐艦4隻とフリゲート艦2隻、補給艦1隻。中国軍艦が対馬海峡を通るのは、2011年8月以来。人民日報の電子版によると、今月上旬から中旬にかけて中国はロシアとの合同軍事演習を予定している。 関連リンク中国公船4隻が尖閣沖領海侵入 衆院議員ら、現場海域に(7/1)尖閣沖、中国の海洋監視船3隻が領海侵入(6/27)中国の活動「国際社会の懸念」 13年版防衛白書(6/25)尖閣沖、中国の海洋巡視船3隻が領海に侵入(6/22)中国軍艦、大隅海峡を航行 鹿児島・種子島の東方を2隻(6/8)最新トップニュース