Antinnyと同時にメディアで名前が取り上げられるようになった「山田オルタネイティブ」(仮称)は非常に悪質なマルウェアだ。その動作と注意点を紹介しよう。 たびたび報じられている通り、Antinnyによる情報流出事件は後を絶たない。 普通に考えれば、わざわざマルウェアを実行して感染し、Winnyやネットワーク上に情報を流出させようなどと考える人はいないだろう。正体の怪しいファイルを実行しなければ感染は防げるのだが、ファイル名をごまかしたりして人の弱点を突いてくるのが、「仁義なきキンタマ」こと「Antinny」をはじめとするマルウェアの嫌なところだ。 この記事では、Antinnyと同時にメディアで名前が取り上げられるようになったもう1つのマルウェア「山田オルタネイティブ」(仮称)(注)の挙動について説明したい。 もともと「山田ウイルス」と称するマルウェア(正確にはトロイの木馬)が登場したのは
マルウェアに感染してしまったら、そこから脱出する方法はただ一つ、システムの再インストールだけだ。それに比べて感染を「予防すること」はそれほど難しいことではない。 フロリダ州レイク・ブエナビスタ発--珍しいことに、MicrosoftがWindowsマルウェアが引き起こす問題の危険性について口を開いた。同社のセキュリティ部門関係者が、マルウェアに感染した状態から復旧する現実的な方法としての、ハードディスクドライブのフォーマットおよびオペレーティングシステムの再インストールについて、企業はそのプロセスを自動化する取り組みに投資を行うことを検討すべきだと発言したのである。 Microsoftのセキュリティソリューション部門プログラムマネジャー、マイク・ダンセグリオ氏は、「rootkitや精巧なスパイウェアプログラムに対処する場合は、システムを最初から構築し直すことが唯一の解決策になる。システムを完
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