萩野純一郎と言ってもピンとこないかもしれないが、itojunといえばそれなりの時期からUNIX系のシステムを触ってきた人なら、そのnickをよく知っていることだろう。BSD系UNIXの偉大なハッカーでIPv6/IPsecの実装にも中心的に関わってきたitojun氏であるが、こちらのページによれば、10月29日に37歳の若さで亡くなったそうだ。タレコミ者自身、90年代にUNIX系OSに目覚め、技術を追求していこうとしていた時期があったのだが、世界を知れば知るほど、itojun氏の凄さに気付くという調子だったことを覚えている。残念としか言いようがないニュースだ...。