次期クライアントOS「Windows 7」の製品候補(RC)版の開発者向け提供が始まった2009年5月1日,Windows XPのアプリケーションをWindows 7のデスクトップに統合する仮想化機能「Windows XP Mode」のベータ版が合わせてダウンロード可能になった(関連記事)。XP Modeは互換性維持の切り札となるのか。基本的な操作を試した。 XP Modeの利用には,Windows Virtual PCベータ版と,XPの仮想マシン・イメージの2パッケージをインストールする必要がある。双方をインストールして再起動すると,スタート・メニューに「Windows Virtual PC」が現れる。初回起動時は仮想マシンの初期設定が始まり,Windows XPの新規インストール時と同じセキュリティ設定画面などが表示される(画面1)。 「仮想マシン」と「仮想アプリケーション」の2形態を