グレート・イースタン(SS Great Eastern)は1858年に進水した19世紀最大級の蒸気船である。客船として大西洋の航海に使用された後、海底ケーブル敷設船として活用された。 設計はイザムバード・キングダム・ブルネルによる。総トン数1万9,000トン級、全長200m超という完成当時世界最大の蒸気船であり、それまで最大級の蒸気船と比較しても6倍近い大きさであった[1]。解体された1889年の時点でもまだ世界最大の地位にあった。 当初は「リバイアサン」という名がつけられていたが、やがてグレート・イースタンと呼ばれるようになった。これは、製造会社であるイースタン蒸気航海会社と、ブルネルが過去に設計したグレート・ブリテンやグレート・ウェスタンの名前からとられたものと考えられている[2]。 構造[編集] グレート・イースタンの断面図 ロンドンサイエンス・ミュージアムのグレート・イースタンの模
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