シャフリサブス(ウズベク語:Shahrisabz/Шаҳрисабз)は、ウズベキスタンの都市。シャフリサーブス、シャフリサーブズとも表記する[1]。カシュカダリヤ州に属する。サマルカンドの南約80kmに位置する人口約53,000人の町である。高度はおよそ622mある。かつては、中央アジアにおける主要都市だった歴史を誇り、今日では、14世紀にトルキスタンを席巻したティムールが誕生した場所として知られる。町の名前は、ペルシア語: شهر سبز, シャフレ・サブズ(緑の町の意)に由来する。語源については諸説存在するが、街を中心に広がるオアシスが緑にあふれていた様子に由来する説が有力である[2]。 2000年に、15世紀のティムール朝時代に建築された建物の現存する地区がユネスコの世界遺産に登録された。 歴史[編集] かつてシャフリサブスは現在のキタブ付近に存在していたが、13世紀から14世