雑記 | 02:35 | ロンドン北部トットナムで警官が黒人男性を射殺したことから始まった暴動で、たくさんの建物が炎上し、フードを被った若者たちが警官を威嚇する動画を見て、衝撃を受けると同時に、いろいろと考えさせられた。 1.今回の暴動の特徴ロンドンでは、これまでも暴動がたまに起こっていたけれど、今回は逮捕者が累計で1000人を超え、1980年代以降の英国で最悪の暴動となった。この暴動を報道するメディアが共通して伝えていることが2点ある。 (1)暴動参加者が、携帯電話ブラックベリーのメッセージ・サービスやツイッター、フェイスブック等のソーシャルメディアを使って情報を共有していたこと。アラブに春をもたらした新しいメディアは、暴動拡散装置としても機能し、改めてインターネットもソーシャルメディアも道具であり、それをどんな目的で使うかは人間次第であることがわかる。 (2)今回の一連の暴動の背景には