サウジアラビアは14日、国内を東西に走る原油パイプラインが無人機による攻撃を受けたと発表しました。これについてイランの支援を受けるイエメンの反政府勢力が攻撃を認める声明を発表し、敵対するイランとの間で緊張がさらに高まることが懸念されています。 サウジアラビア政府は「われわれは、イランが支援するイエメンの反政府勢力フーシ派の攻撃に直面している」として攻撃の背後にイランが関与しているという見方を強く示唆しました。 その後、フーシ派は、無人機7機を使った攻撃が成功したと主張する声明を発表しました。 このパイプラインは、ペルシャ湾の近くにある油田から西の紅海沿岸の港まで原油を運ぶもので、これによってホルムズ海峡を通らずに輸出することができる重要な施設です。 サウジアラビア政府は2日前の12日には、ホルムズ海峡の近くの海域でサウジアラビアのタンカー2隻が何らかの妨害行為をうけ、船体に大きな損傷を受け
アラブ首長国連邦を構成するフジャイラ首長国の沖合で「妨害行為」を受けて損傷したとされる石油タンカー2隻のうち1隻(2019年5月13日撮影)。(c)KARIM SAHIB / AFP 【5月13日 AFP】(写真追加)サウジアラビアの石油タンカー2隻が、アラブ首長国連邦(UAE)沖で「破壊行為」を受けて損傷したと、国営サウジ通信(SPA)が13日、エネルギー相の話として報じた。 SPAによると、ハリド・ビン・アブドルアジズ・ファリハ(Khalid bin Abdulaziz al-Falih)エネルギー産業鉱物資源相が、「サウジの石油タンカー2隻が、アラビア湾(ペルシャ湾、Persian Gulf)を横断中にUAEの排他的経済水域(EEZ)内のフジャイラ(Fujairah)首長国沖で破壊行為の標的となった」と述べたという。 UAE政府は前日12日にも、船籍の異なる商船4隻がフジャイラ沖で破
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