30代~40代のビジネスマンが夢中になるというモバイルゲーム「ケータイ国盗り合戦」。運営するマピオンは、位置情報にゲームというエンタメ要素をプラスすることで、ネットからリアルへという動線を描くことに成功した。これは、新たなビジネス戦略として注目される「O2O(Online to Offline)」の、一つの成功事例といえる。 地図サイト「マピオン」が誕生したのは、インターネットにダイヤル回線でアクセスしていた1997年のこと。以来、国内地図サイトの代表的ブランドとして、さまざまな企業や自治体に店舗、拠点の地図検索サービスを提供してきた。 地図サイトのメーン機能は検索だが、このところのトレンドは、培ってきた地図データを活用した“位置情報ビジネス”の創出である。個人の行動に近接したマーケティングやピンポイントの顧客発掘など、位置情報は幅広く利用されている。 電子地図関連の事業者は、必要とする企
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