年末の片付けの一環で、クルマの中も久しぶりに整理しようと助手席前のグローブボックスを開け、マニュアルやらCDを取り出した後、手が止まった。全国版詳細地図が出てきたのだ。こんな所にしまいこんでいたとは。 思えば、車載用の地図は長い間、運手席のドアポケットが定位置だった。道に迷った時にもサッと取り出し、フロントガラス越しに見える交差点の名称や、道路脇の地名表示などから現在地を確認し、目的地までの経路をもう一度描き直す。 また、観光地を訪れ、時間に余裕がある時は、ページをめくりながら、「この温泉、こないだテレビに出ていたぞ。回って帰れるかな。帰りは、こっちのインターから乗れば、だいぶ東京寄りだから、高速代も浮かせる…」 「ICT」と名の付くコーナーである以上、これから先は、華やかなりしIoT、もしくはカーナビの話題に繋がることはご賢察のとおりであるが、そのカーナビの原型をご存じだろうか。 クルマ
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