トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 愛知県主幹に無罪判決 電車内の痴漢で起訴 2010年1月18日 14時42分 名鉄名古屋本線の特急電車内で20代の女性に痴漢をしたとして、愛知県迷惑防止条例違反(痴漢)の罪に問われた県労働福祉課主幹の岡野善紀被告(52)の判決で、名古屋地裁は18日、無罪(求刑罰金50万円)を言い渡した。 岡野主幹は一貫して無罪を主張。犯行を裏付ける客観的な証拠がない中で、被害者側の証言が信用できるかどうかが焦点だった。 伊藤納裁判長は主文の宣告を後回しにして、判決理由から朗読した。その中で、被害女性の証言について「一応信用できる」と指摘。女性の両足の間に被告の片足が差し入れられていた事実を認めた。 その事実が痴漢行為に当たるかどうかについて、「混雑した電車の中での接触を被害者が痴漢行為と認識した可能性もある。岡野主幹がわざと足をすりつけたと認める