前回記事で一覧にした、大幅な住民サービスの引下げを伴う大阪市改革PTの施策・事業の見直し(主に削減や廃止)の必要な理由として、次のような資料を挙げます。(オリジナルはコレ) 市長選前、平松前市長は「大阪府と比べて、大阪市の財政状況は必ずしも悪いものではなく、順調に改善が進んでいる」としていたのに、橋下市長になって「お金が足りないから、住民サービスを引下げ」と言われると、面食らいます。 まして、この資料が示す「一般会計の通常収支」が一部の収入を除外したものと聞くと、本当にお金が足りないの?と思ってしまいます。 ・・・ということで、自分なりに調べてみました。 まず、次の2点を整理します。 〇「大阪府と比べて、大阪市の財政状況は必ずしも悪いものではなく、順調に改善が進んでいる」という話と「お金が足りないから、住民サービスを引下げ」って、矛盾しないの? 〇年500億円の「一般会計の通常収支」の不足