イタリアのメディアによると、ローマ法王フランシスコの就任1年目を記念して発行されたばかりの記念メダルの、表面に刻まれたイエス・キリストの名前のつづりに誤りがあったとして、法王庁(バチカン)は11日までにメダルを全て回収し販売を中止した。 回収前に4セットが販売されたとされ「レアもの」として高値で取引されるのではないかと注目されている。回収された枚数は不明。 「JESUS(イエス)」の「J」が「L」になっていた。鋳造したのはイタリアの造幣局だが、バチカン側の発注ミスとされる。直径4.4センチの金、銀、銅のメダルで、8日に販売が開始されたばかりだった。(共同)