マイクロソフトは2007年11月9日、ソフトウエア開発者との意見交換を目的としたイベント「マイクロソフト デベロッパー フォーラム」を開催した。イベントの副題は、「Microsoft's 2020 vision of technology」。米マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOが今後のソフトウエア開発の方向性を語ったほか、会場からの質問に自ら回答した。 バルマー氏は、ネットワークを通じてソフトウエアやシステムを利用する、いわゆる“クラウド・コンピューティング(Cloud Computing)”に現在力を入れていることを繰り返し述べた。多くのシステムはネットワークの向こう側で動くことになり、「今後10年の間に、企業内のサーバーは減っていくだろう」(バルマー氏)と言う。そこで必要となるのが、「クラウドのためのOS」(同氏)。クラウド・コンピューティングの基盤となるプラットフォームを同社
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