社会学という学問分野は、どこかおかしいんじゃないか? そんな声が少しずつ高まりつつある。 例えばGoogleで「社会学」と検索すると、サジェストワードに出てくるのは「胡散臭い」「学問ではない」などの辛辣なワードだ。 同じ社会科学である「政治学」「経済学」で検索してもこんな辛辣なワードは出てこないし、「哲学」「歴史学」などの人文科学のワードでもこのようなサジェスチョンはなされない。 どうやら人文科学、社会科学の中で、「社会学」は断トツで胡散くさいものと見做されているようだ。少なくともインターネット上では明らかにそのように扱われている。 このような風潮を社会学の関係者は重々承知しているようで、つい先日も悲鳴のような社会学徒のツイートが話題になっていた。 社会学に対するTwitterでの論調を見ていると、かなりつらい。研究できるような精神状態ではない。 — Naoki Maejima (@nao