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ブックマーク / yshibata.blog.ss-blog.jp (5)

  • ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャー 007: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    カンファレンスへ積極的に参加させる ソフトウェアエンジニアとしてのスキルアップに関しては、来、会社に頼ることなく、自分の時間と自分のお金を使用することが重要です。そのため、講演(「ソフトウェアエンジニアの心得」)や教育などで次の言葉を紹介しています。 ソフトウェア業界で取り残されないようにするには、次の3つの事柄をあなた自身が認識することが重要です。 重要な、出版物を読み、主な専門的カンファレンスに参加すること。 あなたが今日読んだ情報は3年から5年で古くなるため、常に終わることのないプロセスであると言うこと。 あなたの会社は、良くても限られたサポートしか提供してくれないでしょうし、最悪何もサポートしてくれないと言うこと。 大多数のプログラマーやシステムアナリストは、自分の専門性が時代遅れにならないように維持することを会社に頼ることはできません。ソフトウェア業界で取り残されないためには

    ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャー 007: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
  • リーダはコードに関心を持つ(3): 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    リーダがコードに関心を持たないような組織においては、継続的インテグレーション環境を導入してビルドやテスト実行だけでなく、FindBugsを含む様々な静的解析ツールを実行させても、それらの結果に関心を持たなかったりします。 ビルドの失敗に関しては、どのような原因で失敗しているのかログを見ることで、現場の開発者がどのような開発をしているのかが分かる場合があります。たとえば、単純なコンパイルエラーが発生していたりすると、開発者がローカルでコンパイルもせずにコミットしている可能性があります。 FindBugsの警告の内容を確認することで、どのようなコードが書かれているのかも理解することができます。そして、警告が何日も放置されているようなら対処するように指示する必要があります。 カバレッジの結果を見て、テストが十分に行われているか、特に、C2カバレッジまで測定できている環境であれば、テストで条件漏れ

    リーダはコードに関心を持つ(3): 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
  • リーダはコードに関心を持つ(2): 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    実際に書かれているコードの品質を確認できない、しないリーダであれば、単にスケジュール管理だけになりがちです。そのため、品質優先ではなく納期優先の管理となったりします。遅れが発生した場合に、何が原因かということに対して現状把握を行い対策を打つことをせずに、担当者に「納期に間に合うように対策を考えて再スケジュールしなさい」という指示だけだったりします。 しかし、遅れの原因は、仕事の難易度が高かったり、あるいは、担当者のスキルレベルが低かったりすることがあります。その場合、コードを書いている担当者は、遅れを挽回する対策を考えることは無理かもしれません。しかし、リーダは、コードを見ることもないので、再スケジュールしなさいとか、早く不具合を修正しなさいとしか言えなかったりします。 リーダがコードを読んで品質を確認できることは、仕事の難易度と技術者のスキルレベルを把握して、適切な仕事の割り当てを行い、

    リーダはコードに関心を持つ(2): 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
  • レビューのアウトプットは、レビューアのレベルを超えない(2): 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    開発組織としてメンバーのスキル向上を行うためには、経験豊富なエンジニアの知識をレビューという形式で伝えていくことが重要です。そして、たとえ初心者であっても、繰り返しきちんとしたレビューを受け続けることにより、成長させていく必要があります。コードレビューは、ソフトウェアの品質を作り込む場でもあるのですが、同時にエンジニア教育する場でもあったりします。 しかし、開発組織がコードレビューに関して否定的だと、開発プロセスでレビューすることが規定されているというだけの理由で、初心者レベルのエンジニアだけでレビューを行わせたりします。ここで「初心者レベル」というのは、ソフトウェア開発経験年数が少ないという意味ではなく、きちんとしたコードを書くということに関して初心者レベルという意味です。 コードの品質に興味がない人がリーダとして開発チームをリーディングしている場合には、開発が遅れてくると大量に初心者

    レビューのアウトプットは、レビューアのレベルを超えない(2): 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
  • ソフトウェア開発が好きでないサラリーマンエンジニア:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ

    ソフトウェア開発は、自分で考えて手を動かしてプログラミングして動くものを作ることを繰り返す訳ですが、そもそもソフトウェア開発という「物作り」を好きではないサラリーマンエンジニアが日には多いのではないかと思います。 その理由は単純で、新卒新人でも中途入社であっても、自分で分析・設計から実装・デバッグまでするのが好きな人を採用していないからだと思います。たとえば、メーカーでソフトウェア開発部門に配属されるような新卒新人でも、大学ではほとんどプログラミングしたことがない人をメーカーは採用します。中途採用であっても、採用面接でプログラミングを伴う技術的な質問をほとんどしません。 その結果、企業の中には、当にソフトウェア開発が好きなソフトウェアエンジニア仕事だからというサラリーマンエンジニアがいることになります。そして、サラリーマンエンジニアは、そもそも好きではないので、業務がこなせるようにな

    ソフトウェア開発が好きでないサラリーマンエンジニア:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
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