「最良サイズ」のスーツケースを提案するIATAの上級副社長トム・ウィンドミュラー氏(2015年6月9日撮影)。(c)AFP/KERRY SHERIDAN 【6月10日 AFP】世界最大の航空組織、国際航空運送協会(International Air Transport Association、IATA)は9日、機内持ち込み荷物に最適な大きさのスーツケースを提案した。 IATAの空港、乗客、貨物、安全担当上級副社長トム・ウィンドミュラー(Tom Windmuller)氏によると、このキャスター付きスーツケースの寸法は、縦55センチ、横35センチ、奥行き20センチ。定員120人以上の航空機で乗客全員が座席頭上の棚に1つずつ入れることのできる大きさだという。 機内持ち込み荷物のサイズ制限は航空会社ごとに異なっており、混乱が生じる原因にもなっていた。そこでIATAは、最適な寸法を割り出すため、ボー