ピレネー山脈を臨むアンドラの首都アンドララベリャ市街(2015年10月10日撮影、資料写真)。(c)PASCAL PAVANI / AFP 【4月27日 AFP】スペインとフランスにまたがるピレネー山脈(Pyrenees)の内陸国、アンドラ公国の議会は25日、外国人が在留資格を申請する際の条件として、最低限のカタルーニャ語の習得を義務付ける法案を可決した。公用語であるカタルーニャ語の地位向上を目指す措置だという。 総面積468平方キロの小国アンドラでは、人口8万人の約半数を外国人が占める。公用語はカタルーニャ語だが、スペイン系2万5000人の他、中南米出身の労働者が多く、スペイン語(カスティーリャ語)が多くの人の日常語になっている。 カタルーニャ語の試験は今年、在留資格の更新手続きが必要な約3000人から適用される。不合格だった場合、政府の研修所で30時間のカタルーニャ語の講習を受けなけれ