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ブックマーク / huyukiitoichi.hatenadiary.jp (4)

  • どうやって「10000時間」の英語学習を楽しい時間に変えるのか?──『英語は10000時間でモノになる ~ハードワークで挫折しない「日本語断ち」の実践法~』 - 基本読書

    英語は10000時間でモノになる ~ハードワークで挫折しない「日語断ち」の実践法~ 作者:橋 大也技術評論社Amazonこの『英語は10000時間でモノになる』は、長年「情報考学」というサイトで書評を書いていた橋大也さんによる英語学習である。英語学習はありふれた存在だが、書の特徴が何かといえば、「10000時間」というキーワードに集約される。 英語学習は「楽して」とか「これだけ覚えればいい」とか、省力化して英語を使えるようになろう、という発想が多いが、書の場合その主張しているメソッドは、「10000時間やれ!」と全然楽じゃないのである。その時間があればギターでもピアノでもイラストでもフランス語でもなんでもモノになるじゃろがい! とツッコミを入れたくもなる。だが、書が良いのは、「では、どうやってその困難な10000時間の英語学習を現実的に達成できるのか」についてつらつらと書

    どうやって「10000時間」の英語学習を楽しい時間に変えるのか?──『英語は10000時間でモノになる ~ハードワークで挫折しない「日本語断ち」の実践法~』 - 基本読書
    sirocco
    sirocco 2023/04/21
    目的もなく英語のために「10000時間」も費やすのは時間のムダ。
  • 文化的な営みは感情に起源を持つ──『進化の意外な順序ー感情、意識、創造性と文化の起源』 - 基本読書

    進化の意外な順序ー感情、意識、創造性と文化の起源 作者: アントニオ・ダマシオ,高橋洋出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2019/02/01メディア: 単行この商品を含むブログを見る現代神経科学の巨人アントニオ・ダマシオの最新邦訳である。専門分野である神経科学を超えて、生物学、細胞学、文化・社会までを語る重厚なで、正直一回読んだだけでは意図が読み取れなかったところが多々あり、その一回読むのにも一週間ぐらいかかった、けっこうな難物だ。とはいえ、書かれている内容自体はとても興味深く、おもしろい。もしそうでなかったら、とっくに放り投げていたところだろう。 さて、これが何についてのなのかというと、簡潔に書けば感情や情動の世界についての話である。なぜ、いかにして情動が生じるのか。わたしたちはどのようにそれを感じるのか。脳と身体、そして感情や心はどのように結びついているのか。人間という種が生み

    文化的な営みは感情に起源を持つ──『進化の意外な順序ー感情、意識、創造性と文化の起源』 - 基本読書
    sirocco
    sirocco 2019/02/21
    感情が文化として社会に現れる。その感情が日本人と白人では違うという例を読んだ。4か月の赤ん坊が予防接種を受けるとき、感情の表出、ストレスホルモンが違うという。ブログに書きました。
  • 極端な危険と利益──『毒々生物の奇妙な進化』 - 基本読書

    毒々生物の奇妙な進化 作者: クリスティーウィルコックス,Christie Wilcox,垂水雄二出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/02/16メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る書は毒を持つ生物について書かれたである。 毒がどのように人体やその他目標とする生物に機能するのか。どんな仕組みによって体内で生成されるのか。毒に耐性を持つ生物──たとえばハブに対抗するマングースとか──はどうやってその能力を得たのかなどなど、複数の毒生物の事例について科学的に解説してみせる。読むことで各種毒生物について詳しくなることができるが、いってしまえばそれだけのともいえる。しかしこれがなんともおもしろい。 毒生物という切り口での生物のを僕がこれまでほとんど読んだことがないこともあるけれども、毒にまつわるエピソードには人間の業の深さ、愚かさが詰め込まれているからだ。特に

    極端な危険と利益──『毒々生物の奇妙な進化』 - 基本読書
    sirocco
    sirocco 2017/03/22
    各種毒生物について詳しくなることができる本。毒にまつわるエピソードには人間の業の深さ、愚かさが詰め込まれているという。最凶の毒性生物という問い。毒を自分の身体に免疫として取り込もうとする人々の話。
  • 文明がもたらした危機──『人体600万年史:科学が明かす進化・健康・疾病』 - 基本読書

    人体600万年史(上):科学が明かす進化・健康・疾病 作者: ダニエル・E・リーバーマン,塩原通緒出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/09/18メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る人体600万年史(下):科学が明かす進化・健康・疾病 作者: ダニエル・E・リーバーマン,塩原通緒出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/09/18メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る読み始める前はちょっと疑っていたんだけど、丹念に人体の歴史と文明の発展をおい、それが我々の身体にどのような利益と危険をもたらしたのかを解説してくれる良書だ。書は、人体がたどってきた歴史を「なぜ立ち上がったのか」「そもそも最初の人類は何か」「何がネアンデルタール絶滅させ、ホモ・サピエンスを生きながらえさせたのか」を根的に解き明かし、人体がたどってきた歴史が現在の文化とミス

    文明がもたらした危機──『人体600万年史:科学が明かす進化・健康・疾病』 - 基本読書
    sirocco
    sirocco 2015/10/11
    人間は精製された砂糖、米、小麦を食べるように進化はしていない。それなのに大量の糖質を食べることは、薪をくべる暖炉に大量のカゾリンを入れているようなものだ。
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