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2019年2月21日のブックマーク (7件)

  • 名著84 オルテガ「大衆の反逆」

    インターネットやSNSの隆盛で常に他者の動向に細心の注意を払わずにはいられなくなっている私たち現代人。自主的に判断・行動する主体性を喪失し、根無し草のように浮遊し続ける無定形で匿名な集団のことを「大衆」と呼びます。そんな大衆の問題を、今から一世紀近く前に、鋭い洞察をもって描いた一冊のがあります。「大衆の反逆」。スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセット(1883 - 1955)が著した、大衆社会論の嚆矢となる名著です。 社会のいたるところに充満しつつある大衆。彼らは「他人と同じことを苦痛に思うどころか快感に感じる」人々でした。急激な産業化や大量消費社会の波に洗われ、人々は自らのコミュニティや足場となる場所を見失ってしまいます。その結果、もっぱら自分の利害や好み、欲望だけをめぐって思考・行動をし始めます。自分の行動になんら責任を負わず、自らの欲望や権利のみを主張することを特徴とする「大衆」の誕

    名著84 オルテガ「大衆の反逆」
    sirocco
    sirocco 2019/02/21
    なるほど。“自主的に判断・行動する主体性を喪失し、根無し草のように浮遊し続ける無定形で匿名な集団のことを「大衆」と呼びます。”
  • 【心の理論】なぜ日本人は「サリーとアン課題」の成績が悪いのか - シロッコの青空ぶろぐ

    目次 空気を読む民族のはずなのに 欧米と異なる社会文化的環境原因説 日人は欧米に比べてテストの判定が厳しい説 日の子どもは言葉での応答が苦手説 感情表出と文化差 『文化的な営みは感情に起源を持つ』 まとめ 空気を読む民族のはずなのに 日人は空気を読む民族だと言われています。同調圧力が強く、「常識」に縛られる日人の問題を山七平が論じています。 「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3)) 作者: 山七平 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1983/10 メディア: 文庫 購入: 84人 クリック: 673回 この商品を含むブログ (200件) を見る ところが、 そんな日人なのに、他者の心を推測する「サリーとアン課題」の成績が悪いということを知りました。 「感情の心理学(8)感情と心の理論」(閉講科目)にそのことが出てきたのです。 感情の心理学 (放送大学教材) 作者:

    【心の理論】なぜ日本人は「サリーとアン課題」の成績が悪いのか - シロッコの青空ぶろぐ
    sirocco
    sirocco 2019/02/21
    ]日本人は空気を読む民族だと言われています。それなのに他者の心を推測する「サリーとアン課題」の成績が悪いということを知り、その原因と思われるものを集めてみました。
  • アガサ・クリスティの理想の一日 - 翡翠輝子の招福日記

    3年間、教師として務めた日語学校の休職を決めて、ゆとりのある生活が送れそうです。 思い出すのは、アガサ・クリスティの自伝に書かれていた若い頃の彼女の理想の一日。 アガサ・クリスティー自伝〈上〉 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 作者: アガサクリスティー,Agatha Christie,乾信一郎 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2004/10/01 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (13件) を見る 朝、目を覚ます、はっきり目がさめる前にもう心の中でこういってる。 「さて、今日はどういうふうにするかな?」 選択の自由がある。目の前にある一日を思うように計画することができる。 私は、しなければならないこと(これを私たちは義務といっている)がたくさんないとはいわない。もちろんある。家の中にもなすべき仕事がある。写真入れの銀の額縁を磨く日、スト

    アガサ・クリスティの理想の一日 - 翡翠輝子の招福日記
    sirocco
    sirocco 2019/02/21
    私も自由になったところです。期待に応えなければならないプレッシャーはないですが、生活の緊張感を保つには工夫がいりそうです。
  • 文化的な営みは感情に起源を持つ──『進化の意外な順序ー感情、意識、創造性と文化の起源』 - 基本読書

    進化の意外な順序ー感情、意識、創造性と文化の起源 作者: アントニオ・ダマシオ,高橋洋出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2019/02/01メディア: 単行この商品を含むブログを見る現代神経科学の巨人アントニオ・ダマシオの最新邦訳である。専門分野である神経科学を超えて、生物学、細胞学、文化・社会までを語る重厚なで、正直一回読んだだけでは意図が読み取れなかったところが多々あり、その一回読むのにも一週間ぐらいかかった、けっこうな難物だ。とはいえ、書かれている内容自体はとても興味深く、おもしろい。もしそうでなかったら、とっくに放り投げていたところだろう。 さて、これが何についてのなのかというと、簡潔に書けば感情や情動の世界についての話である。なぜ、いかにして情動が生じるのか。わたしたちはどのようにそれを感じるのか。脳と身体、そして感情や心はどのように結びついているのか。人間という種が生み

    文化的な営みは感情に起源を持つ──『進化の意外な順序ー感情、意識、創造性と文化の起源』 - 基本読書
    sirocco
    sirocco 2019/02/21
    感情が文化として社会に現れる。その感情が日本人と白人では違うという例を読んだ。4か月の赤ん坊が予防接種を受けるとき、感情の表出、ストレスホルモンが違うという。ブログに書きました。
  • 埼玉県さいたま市の「さ」は、ただの「さ」でなく2画目と3画目を繋げて書くという決まりがある

    村瀨 樹 🌗 @129Itsuki97 そういえば、以前弟から「埼玉県の県庁所在地、さいたまの“さ”は正式には2画目と3画目が繋がっている」と聞いたので中学校で使った地図帳で確認したところ、当にさいたまだけ繋がった“さ”でした。 pic.twitter.com/xaUf6Zi2MS

    埼玉県さいたま市の「さ」は、ただの「さ」でなく2画目と3画目を繋げて書くという決まりがある
    sirocco
    sirocco 2019/02/21
    小学校で習ったのは繋がっていない。そもそも文字が二種類あるのか。https://kakijun.jp/etc/h2a.html
  • 起きる?起こる? | ことば(放送用語) - 最近気になる放送用語 | NHK放送文化研究所

    「津波が起きる」と「津波が起こる」とでは,どちらが正しいのでしょうか。 「津波が起こる」というのが伝統的な言い方で、「津波が起きる」はどちらかというと新しい表現です。「津波」や「地震」の場合、現代ではどちらを使ってもかまいません。また、ニュアンスの違いもほとんどありません。 次の文を見てみましょう。 早く起きる子ども(○) 偏が原因で起こる病気(○) 「起きる」は目を覚ますこと、また横になっている状態から立ち上がることが、もともとの意味です。つまり、主語は「人間か動物」です。 いっぽう「起こる」は、伝統的には、病気や災害などある状態・状況が発生するときに用いられてきました。つまり、主語は「出来事」です。 しかし、もともとは「起こる」と言っていたところに「起きる」を使う場合がたいへん多くなっています。たとえばさきほどの文では、 偏が原因で起きる病気(○) と言ってもほとんど抵抗は感じられ

    sirocco
    sirocco 2019/02/21
    「起きる」「起こる」どっちも使うけど、違いはあるの? ないそうです。
  • 「何ものにもなれなかった」と嘆く中高年に「真剣に何かになろうとしたか」「なにもせず何かになるのは図々しくないか」とオーバーキルする方法の勧めに賛否

    フミコ・フミオ @Delete_All 原則、ヤクルトスワローズが勝ってから負けるまで限定でつぶやく希望と絶望のアカウント。2021年12/16『神・文章術』発売。amazon.co.jp/dp/4046055456/アイコンはでんでん様(www11.big.or.jp/~denden/)より。 delete-all.hatenablog.com フミコ・フミオ @Delete_All 「何ものにもなれなかった」と人生を評価する中高年の人に、「真剣に何かになろうとしたのですか?」と質問すると重い沈黙が訪れるのでオススメいたします。「なにもせずに何かになろうとするのは少々図々しくはありませんか」と続けると、さらに効果的。

    「何ものにもなれなかった」と嘆く中高年に「真剣に何かになろうとしたか」「なにもせず何かになるのは図々しくないか」とオーバーキルする方法の勧めに賛否
    sirocco
    sirocco 2019/02/21
    「何ものにもなれなかった」と嘆く必要はない。何ものかになろうとして夢中になってあがくのは楽しいし、価値がある。たぶん、達成したあとでもあの時の方が楽しかったと言うのではないか。