止まらぬ円高と株安。円相場は13年ぶりの水準となった=24日午後2時すぎ、東京・東新橋の外為どっとコム(矢島康弘撮影)(写真:産経新聞) 24日の東京株式市場は、外国為替市場で急激な円高が進行したことを嫌気し、企業業績の悪化懸念から大幅続落し、日経平均株価の終値は前日比811円90銭安の7649円03銭となり、8000円の大台を割り込んだ。8000円割れは平成15年5月以来5年5カ月ぶりで、同年4月に付けたバブル崩壊後の最安値である7607円88銭まで目前に迫った。 【関連フォト】「もうダメ…」株価乱高下で市場関係者も一喜一憂 この日の取引では、寄り付きから輸出企業を中心に売りが先行。午後に入り、円相場が1ドル=95円台前半まで急騰したことで、売りがさらに先行。週末の取引で買い手がいないという要因も重なり、引けにかけた下げ幅が一気に広がった。 【関連記事】 ・ 東京株、ついに800