コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 春はお別れの季節です。みんな旅立って……と、これ以上続けるとJASRACに上納しなければならなくなるので、やめておきますが、春が本当に別れと出会いの季節だと文字通り「痛感」したのは、ちょうど今ごろの3月から4月にかけて、フリーター時代に引っ越し屋でアルバイトしていたときです。 初日から3軒の引越しに悲鳴をあげると、これが繁忙期の基本ローテーションと社員はこともなく告げます。運良く2軒だけの割り当てになっても、夜
どれぐらいスゴいかというと、「サーバーにインストールするだけで、あとは設定ファイルをちょちょっといじれば、かなり高速化できちゃう」というぐらいスゴいのです。しかも、どんなサイトでも、どんなCMSを使っていても「インストールするだけ」。 Webサイトを高速化すると、ユーザーに優しいし、場合によっては検索結果での順位にも良い影響が出るかもしれない……それはわかっていても、なかなか本格的にサイトを高速化するのは難しいものです。 サーバー側の高速化に加えて、HTMLのつくりや画像のファイルサイズ最適化、さらにはCSSを調整しての画像スプライト化やCSS/JSファイルの結合・最適化によるブラウザとサーバーの通信本数削減などなど、実はやらなきゃいけないことがたくさん。 グーグルの提供するmod_pagespeedは、そうしたことの、かなりの部分を自動的に行うものです。 mod_pagespeedはこん
今日は、先週発売されたWindows 8に搭載されているInternet Explorer 10(IE 10)の新機能にサイト側で対応するための情報をお届けします。 Windows 8のスタート画面にサイトをピン留めされたときのアイコン指定Windows 8のスタート画面ではアプリケーションやコンテンツを「ピン留め」できますが、IE 10でサイトをピン留めしたときにどんなアイコンがスタート画面に表示されるようにするかは、サイト側のHTMLで指定できます。 1つは、32ピクセル四方のアイコン(ファビコン)をlink要素で指定する方法。 <link href="favicon.ico" rel="shortcut icon" />もう1つは、144ピクセル四方の画像をmeta要素で指定する方法。この方法では、高解像度の画像を使えるだけでなく、タイルの背景色も指定できます。 <meta name
詳細 料金体系 クリック単価ベース条件Facebook上に存在するページやアプリや投稿した記事「旅行」「プレゼント」などの広い意味のキーワードでは出稿不可掲載場所 検索キーワード入力時に予測されるページやアプリが表示される箇所 ※最終的な検索結果画面には掲載されません。誘導先 誘導先はFacebook内のみ ※Facebookページやアプリ以外にも特定の記事にも誘導できるようです。使用が想定される場面Sponsored Resultsを企業が利用するには以下のようなケースが想定されます。 検索結果からFacebookページ以外にも、特定の記事やアプリに誘導したい場合(特にキャンペーン展開時に有効)同じキーワードを含んだFacebookページ名があり、それより表示順位が低い場合自社のFacebookページを検索しても表示されない場合(参照URL: http://jp.techcrunch.c
今日は、Twitterが本格的に展開を進めている「Twitter Cards(ツイッターカード)」を表示するための、サイトの変更方法を解説します。Facebookでシェアされたときの表示を指定する「OGP」を設定しているサイトなら、10分で完了するような内容です。 2012-09-06: 申請後しばらくしたら、自分のアカウントでカードが表示されるようになり、Web担のサイトのURLでカードが表示されるようになりました。 Twitter Cards(カード)とは?Twitter Cardとは、Twitterが進めているツイート表示のリッチ化の仕組みのこと。ツイート内にURLが含まれている場合に、ツイートの詳細表示でそのページのタイトルや概要、アイコン写真などを表示するものです。 このカード表示は6月にスタートしたのですが、まだすべてのTwitterアカウントで有効になっているわけではなく、カ
そう話すのは、ピクシブ株式会社のディレクター中村氏と鈴木氏。 多くのユーザーが自分でイラスト・漫画・小説を創作し投稿するpixivのサイトでは、検索エンジン最適化に関してどんな問題を抱えていて、どんなSEO施策を進めたのだろうか。 今回pixivのSEO施策を担当した株式会社アイレップの担当者とともに、話を伺った。 今回のSEO施策でpixivが行ったのは、次のようなものだ。 サイトコンテンツのインデックス促進 ―― 重複コンテンツなど不要なページへのクロールをなくし、意味のあるページをよりクロールしやすいようにサイト内リンクを最適化することで、検索エンジンが効率的にコンテンツをインデックスできるようにする最適化。検索ボリュームが多くなるキーワードに対応した重み付け ―― 関連するイラスト投稿の多いキーワードに対するサイト内リンクが自動的に増える仕組みの実装。検索エンジンが理解しやすいペー
参考意見としてターゲット消費者の意見を取り入れているのは10%に過ぎず、90%が消費者の意見を聞かずにデザインを決定している。 デザイン決定のポイントは、「発注側の経営者・上司・担当者の好み」が54%。「サイト制作のゴールを達成できそうだから」(20.7%)の倍以上の割合で「好み」を優先。 27.3%が「発注側の経営者や上司の独断的な意向で最終決定の直前にデザインがひっくり返った」ことで困った経験がある。 これは、デザイン決定のプロセスをビジネス目的に対して最適化するための消費者評価(アンケート)ソリューション「CREATIVE SURVEY」を提供する株式会社フォーデジットとWeb担当者Forumは、共同で行った、「Webサイトのデザイン決定プロセスに関する調査」の結果のハイライトだ。 この調査は、企業サイトの制作において、デザイン決定がどのように行われているのかを調べることで、ビジネス
どんな外注も発注側の成功が我々のゴールだと言いますが、それは嘘です。外注の収益源が発注側の施策費用である限り、より多くの施策費を回収することがビジネスゴールなのです。中長期的にみれば、発注側の成功が施策費用の増額につながり、外注の成長にもつながりますが、外注の事業は投資事業ではありません。外注にも今期の売上目標があり、発注側の事業の成長を待っているわけにはいきません。発注側が提出される見積もりに対して高額だと感じている一方で、外注が予算不足と嘆くすれ違いは、それぞれのビジネスを考えると当然の結果ともいえます。もちろん、こうした外注ばかりではなく、ビジネスパートナーとして互いに成長していける良い関係を築くこともできます。 別の見方をすると、施策に対するそれぞれのテーマは、発注側はコストの「最適化」であるのに対し、外注はコストの「最大化」なのです。乱暴な言い方をすれば、外注は施策の実施がゴール
今日は、ツイッターなどでの発言からトラブルにならないように、気をつけるべき「パブリックなソーシャルメディアでの行動」について。 あなたのツイッター上での発言は、大きくプリントアウトして、社内の目立つところに貼っておいても問題になることはありませんか? 各クライアントにFAXで送付されても大丈夫ですか? ここ半年ほど、ツイッターが原因のトラブルの話題を聞くことが増えました。ほとんどが、「ツイッターはパブリックな場であり、そこでの発言は誰に見られているかわからない」ことを忘れたことが原因のようです。 たとえば、こんなツイートを関係者が見たらどう思うでしょうか? また、体調不良を理由に病欠しているスタッフが、その日の夜に飲み会に参加している様子をツイートしているのを上司が見たらどう思うでしょうか? 逆に、上司から電話で「いいから今日中に必ず終わらせろ、徹夜してでもやれ」と言われた部下が、その30
今日はいつもと少し視点を変えて、自分のコンテンツをパクったサイトがあった場合に、そのサイトが検索エンジンで表示されないようにする手順を紹介します。しかも、グーグル公式の方法で、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく正式な方法です。 サイトのコンテンツがパクられた!世の中には、他人の著作物を盗用することに一切の罪の意識をもたない人も多数います。そのため、あなたのサイトのコンテンツを(自動的にまたは手動で)コピーして別のサイトを作り人がいないとは限りません。特に、あなたのサイトが人気を集めていて、RSSフィードを提供していればなおさらです。 そして、場合によってはあなたのサイトのコンテンツを盗用した悪質なサイトが、検索エンジンであなたのサイトよりも上位に表示されてしまう場合もあるでしょう。 最近のグーグルは重複コンテンツの扱いがうまくなっており、同じコンテンツが複数の場所で掲載されてい
ジェイソン・コーエン氏が6月に公開したA/Bテストに関する記事は、もっと注目を集めていいし、もっと詳しく掘り下げられるべきだ。オンラインマーケティングの世界にいる人間ならたいてい、クリックスルー率、会員登録率、コンバージョン率などを改善できるA/Bテストの威力を知っている。ページを訪問した人が望ましいアクションを起こす割合を高められるというのは、すばらしいことだ。 しかし、テストの仮説を立ててから、立案、開発、実行へと至るプロセスには、危険が満ちている。そして、いちばん目立たないが最も油断ならない落とし穴の1つが、実はテストの対象として何を選択するかなんだ。 グラフで見る「極小値」問題 ランディングページの各要素をテストするというのは確かに面白いし、やる価値がある場合もある。しかし、ランディングページや製品ができたばかりの段階では、適切でないことが多い。実際に、上の図にあるように、グラフに
直帰率の高い順に並べているわけですから、直帰率100%のキーワードが上に表示されます。このデータを見て、「なるほど、この10キーワードのランディングページを改善すればいいのか」と思うでしょうか。 10キーワード分ぜんぶ改善しても、たかだか10セッションの改善にしかつながりません。実際には何の役にも立たないデータなので、たとえばセッション数の多い順に上から100件のデータをExcelに入れて直帰率で並べ替えるといった作業が必要でした。 しかし! Google Analyticsの新しい「加重並べ替え」を使うと、もうExcelを使う必要はありません。使い方は簡単。直帰率で並べ替えると表の上に表示される「加重並べ替え」にチェックを入れるだけです。 この場合、直帰率で並べ替えるのに、セッション数で重み付けしてくれています。これで、「どのキーワードに関して改善すると効果が上がるか」が一目でわかります
日本と中国を中心にWebサイトのコンサルティングサービスを行うバーチャルコミュニケーションズは、上場企業300社のWebサイトの品質検査の結果を「Webサイトクオリティランキング」として発表した。2009年6月に発表した「2009年版 上場企業300社Webサイトクオリティランキング」に続く2回目の調査となる。 本調査での「クオリティ」とは、画面のデザインやユーザビリティではなく、リンク切れ(画像やCSSファイルなどの素材データを含むすべてのリンク切れ、別ページへのリンク切れ、ページ内リンクのリンク切れ)や要素の欠落(title要素、metaタグ内のdescription要素、imgタグ内のaltテキスト)といったHTMLの構成を示している。調査は、同社がASPとして提供しているWeb総合検査サービス「IBM Rational Policy Tester(アイ・ビー・エム ラショナル・ポリ
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