格闘ゲームの祭典EVO 2019が終了した。各イベントは盛況に終わったものの、大会主催側のジョークにより、やや後味の悪い展開を残している。ことの発端はEVOの『鉄拳7』の決勝の休憩時間だ。同時間中に会場内向けに映像が公開されたが、それは『鉄拳』シリーズを統括する原田勝弘氏と『メタルギアソリッド』のスネークが通信する映像である。 EVOでは、試合の後に新作や新キャラクターについての情報を発表するのが通例となっており、映像を見れば『鉄拳7』に新キャラクターとしてスネークが参戦すると考えるのが自然である。会場は大いに湧いたが、その後EVO運営が同映像は「ちょっとしたジョークだった」とコメント。新キャラを示唆するわけではなく、バンダイナムコに相談せずに流した映像だとも。『メタルギアソリッド』のスネーク参戦を期待したファンから嘆きの声が寄せられた。 単なるファンの嘆きを生む以上に、関係者は事態に苦慮
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