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  • 朝食に扁食を : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    54 朝に扁を カテゴリ:【China 中国】福建省 以前の記事でも触れたことがあるが、日で言うところの雲吞(ワンタン)というのは元々広東語であり、中国各地では様々な名称で呼ばれる。福建省では扁(ビェンシー)と呼ばれており、街中でも非常によく看板を見かける。 泉州で泊まった宿のすぐそばにも、扁と書いた小汚い堂があった。元は北京炸醤麺のお店らしいが扁も出しているようだ。朝に朝を探しに出かけたのだが、ちょうど良いので早速入ってみることにした。 店には客は誰もいなかったが、奥で大きな寸胴から湯気が上がっていた。老年とも言えるくらいのオヤジさんが一人、どうやら仕込みをされているようだった。まだ準備中なのかと思ったが、聞いてみると扁は大丈夫だというので、席に着いた。まもなくスープの中に小ぶりなワンタンがたっぷり入った椀が運ばれてくる。 こういうお店の扁は大抵薄味の場合も多く、備え

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    skkmusic 2019/05/04
  • 台北の臨江街観光夜市と鉄板焼肉定食 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    52 台北の臨江街観光夜市と鉄板焼肉定 カテゴリ:【Taiwan 台湾】台北 台湾の旅の楽しみの一つは夜市巡りだと思う。街には大抵夜市の開かれるところがある。大きな都市になれば、夜市が開かれるところもたくさんあり、場所によって客層やお店の傾向が変わったりするのもまた面白い。 この臨江街観光夜市は、通化街夜市とも呼ばれている台北の夜市の一つである。べ物系のお店も多く、べ歩きには良い夜市だった。 この通化街の夜市は露店よりも店舗型のお店が多かったように思う。 いくつか鉄板焼きのお店があったりもした。肉を焼く煙が視覚と嗅覚を刺激する。その誘惑に負けて、鉄板焼きのお店の一つの席に落ち着くことになった。料理には視覚や聴覚、嗅覚などで惹かれることも多い。 肉や野菜を注文すると、目の前で焼いてくれる。東アジアではよくあるスタイルではある。 そしてこのように焼肉定ができあがる。このときは一人旅だっ

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    skkmusic 2019/05/02
  • マレーシアでもオレンジ色でした : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    51 マレーシアでもオレンジ色でした カテゴリ:【Malaysia】マレーシアKuala Lumpur クアラルンプール 見た目はオレンジジュースに見えるが、オレンジジュースではない。 以前の記事でタイのアイスティーは鮮やかなオレンジ色をしているのが基だと書いたことがあるが、マレーシアの首都クアラルンプールでも同様に、アイスティーはオレンジ色をしていた。味もタイと同じで、非常に甘い。紅茶に砂糖が入っているのではなく、砂糖水に紅茶フレーバーを付けているように思えるほどである。 このアイスティーの色合いは東南アジア一帯に広がっているのだろうか。どこまでの地域で見られるのか、ちょっと興味が出てきた。 【写真】2018年11月 【文章】2019年5月 「【Malaysia】マレーシア」カテゴリの最新記事 「Kuala Lumpur クアラルンプール」カテゴリの最新記事

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    skkmusic 2019/05/01
  • 浮世小路と欧米人が好きな赤提灯 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    430 浮世小路と欧米人が好きな赤提灯 カテゴリ:【Japan 日】関西(京都以外) Kansai (except Kyoto) 大阪市内に浮世小路と言う名の細く短い路地がある。道頓堀筋と法善寺横丁を繋ぐ、千日前筋のすぐ西側で並行している路地である。 大阪随一の繁華街である道頓堀筋から入ると、いきなり別世界に入り込んだかのような感覚に捉われる。すぐそこの道頓堀筋の喧騒が嘘のようだ。 この時、私はフランス人の友人と一緒にいたのだが、この光景を至極気に入ったようだった。他にも写真を撮っている人を見かけたが、特に欧米人が目立ったように思う。 思い起こせば、フランス人の友人は、細い路地と赤提灯の組み合わせに、特別な『日らしさ』を感じているようだった。確かに、提灯あるいは紙ランタンの類は世界中で類似したものが見られるが、やはりこういった丸くて赤いものは、中国や日といった東アジアの印象が強い。中

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    skkmusic 2019/04/30
  • マラッカのチキンライスはボール : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    429 マラッカのチキンライスはボール カテゴリ:【Malaysia】マレーシアMelaka - マラッカ マラッカの観光のランドマークにもなっているオランダ広場から、中華街のメインストリートであるジョンカーストリートの入口のところに、ランチ時になると行列ができているお店があった。 写真中央の赤い庇の付いているのが、薄暗い店内への入口である。正直、外観からではなんのお店なのかわからなかったが、上部の看板には『中華茶室(海南鶏飯)』と書いてある。カフェ風にもなるチキンライス屋さんのようだ。ただし外観からもおわかりかと思うが、オシャレなカフェという雰囲気は全くない。 その時はあまりお腹が減っていなかったが、気になったので翌日の昼に立ち寄ってみることにした。 店内は薄暗かった。予想通りカフェというよりはよくあるアジアの大衆堂の様相だが、確かに色々な種類のお茶などのメニューは豊富だった。しかし、

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    skkmusic 2019/04/29
  • 涼しげだけど人がいないウドーンターニーの噴水のロータリー : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    611 涼しげだけど人がいないウドーンターニーの噴水のロータリー カテゴリ:【Thai タイ】UdornThani ウドンターニー ウドーンターニーの中心街に連続して並んでいる3つの大きなロータリーの一つ、噴水のロータリー。写真右奥には、以前の記事で紹介した時計塔のロータリーが小さく見える。 公園みたいに見えるかも知れないが、大きな環状交差点の真ん中である。 車がひっきりなしに走る中を横切ってこなければならず、もちろん横断歩道などもなかった。普段は人が立ち入るようなことはないようだ。噴水は涼し気であるのだが、南国タイでは殺人的とも言える日光を遮るものがない場所に、人が集うことはあまりない。とはいえ、この噴水の周辺は綺麗に整備されていた。 【写真】2003年8月 【文章】2006年7月 2019年4月修正 「【Thai タイ】」カテゴリの最新記事 「UdornThani ウドンターニー」カテ

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    skkmusic 2019/04/29
  • 橋がなかった頃のサワンナケートの船着き場 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    611 橋がなかった頃のサワンナケートの船着き場 カテゴリ:【Laos ラオス】Savannakhet サワンナケート タイのムクダーハーンとラオスのサワンナケートの間には大河メコンが流れているが、写真の2006年5月当時、ノンカーイ=ビエンチャン間に次ぐ第二の国境の橋はまだ工事中で開通していなかった。 旅行者も地元の人も、そして荷物も、すべて渡船でメコン川を渡る。ラオス側のサワンナケートでは、ムクダーハーンで仕入れたものであろう大量の荷物を船からおろしていた。 橋ができた今となっては、変わっていることだろうとは思う。当たり前だった光景も、いつかは当たり前でなくなったりする。 【写真】2006年5月 【文章】2006年6月  2016年6月・2019年4月修正 「【Laos ラオス】」カテゴリの最新記事 「Savannakhet サワンナケート」カテゴリの最新記事

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    skkmusic 2019/04/29
  • トマトと卵のぶっかけ飯 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    428 トマトと卵のぶっかけ飯 カテゴリ:【China 中国】河南省 以前のマレーシアの記事でも書いているが、ぶっかけ飯はアジアでは定番の軽である。私的には日で言うところの丼物に近いと思っている。中国では盖浇饭あるいは盖饭という。盖は覆う、浇はかけるという意味だ。 安くてハズレがないことが多く、中国でもしばしばべる。なんといっても手軽だ。ただ中国では東南アジアや台湾で見られたような、ズラリと並んでいるおかずから選んで載せてもらうスタイルではなく、下の写真のようなメニューから選ぶスタイルが多いように思う。 中国のぶっかけ飯ではトマトと卵を軽く中華味で炒めたものもポピュラーだ。トマトの酸味がまた欲をそそる。以前のトマト麺の記事でも書いた通り私はかなりトマト好きではあるのだが、そうでない人でも美味しく頂けることと思う。メニューには番茄鸡蛋盖饭などと書いてあるはずだ。番茄はトマト、鸡蛋は鶏

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    skkmusic 2019/04/28
  • 花蓮名物の扁食(ワンタン)の名店 液香扁食店 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    610 花蓮名物の扁(ワンタン)の名店 液香扁店 カテゴリ:【Taiwan 台湾】花蓮 扁(ビェンシー)は台湾東部、花蓮の街の名物料理である。扁とは日で言うところのワンタンのことだ。花蓮名物なだけに台北の街でもたまに「花蓮扁」の看板見かけることがあるが、台北では普通は餛飩(フンドン)と呼ばれる。 日で使われている雲呑(ワンタン)という言葉は広東語である。実は中国でも地域によって呼び名が変わるのだ。成都では抄手(チャオショウ)、北京や上海では餛飩(フンドン)と言い、街中でもよく看板などを見かける。そして扁(ビェンシー)は福建省の言葉である。花蓮のワンタンは福建省から伝わったとのことだ。 花蓮には多数の扁のお店があるが、地元の人に聞くと液香扁店が一番という。泊まった宿の近くにあったので、さっそく昼に行ってみることにした。 お店はそれほど広くはなく、簡易なテーブルや椅子があ

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    skkmusic 2019/04/28
  • 学生が横切って通学するパッタルン駅の朝 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    427 学生が横切って通学するパッタルン駅の朝 カテゴリ:【Thai タイ】Phatthalung パッタルン タイ南部の地方都市パッタルン。同名の県の県都ではあるが、高い建物もなく、小さな田舎街といった様相だった。 そんなパッタルンの駅の朝。中学生くらいの学生たちがぞろぞろと線路を渡って行く。日のように高いプラットホームはなく、駅をそのまま横切って歩くことができる。昔はタイの駅はどこもこのような感じだったが、2018年に訪問した際には大きな都市の駅では軌道の間にフェンスができて、特定の場所からしか横切れないようになっているところが増えていた。もしかしたらこの光景も数年後には無くなっているのかも知れない。 フェンス等で自由に人が行き来できなくするのは事故防止のためだろうと思うが、以前の記事などでも何度か書いたことがあるように、以前のタイは日と比べると自己責任と自由尊重に大きく偏っている

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    skkmusic 2019/04/27
  • ナコーンシータンマラートのラックムアン(市の柱) : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    426 ナコーンシータンマラートのラックムアン(市の柱) カテゴリ:【Thai タイ】Nakhon si Tammarat ナコンシータンマラート ナコーンシータンマラートはタイ南部の街である。街の規模はそれなりに大きいが、あまり見どころはない、と旅行ガイドなどには書いていたりもする。しかし街を歩いてみると、それなりに色々とあるものだ。 こちらはナコーンシータンマラートの市の柱、ラックムアンの社である。ラックムアンについては、こちらの過去記事でも書いているので詳細は割愛させて頂くが、タイの大きな街には大抵あるその街の守り神のような存在である。 なかなか美しい場所なので、立ち寄ってみる価値はあるのではないかと思う。 立派な白亜のサーンチャオ。サーンチャオとはラックムアンを収めている社のこと。 なんだかチェンラーイのホワイトテンプル、ワットロンクンを思い出す造形である。 濃い蒼の空に白を基調と

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    skkmusic 2019/04/26
  • 【オッサンのジャンク飯】梅ソースの和風オムライス : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    425 【オッサンのジャンク飯】梅ソースの和風オムライス カテゴリ:オッサンのジャンク飯 久々にオッサンのジャンク飯更新。毎日料理はしていますが、最近は記事にするのはさぼっていました。思いつきで作ってみたらかなり美味しかったので、忘れないうちに書いておこうという魂胆です。 見た目はオムライスですが、純和風です。余り物のご飯を使っています。味噌汁や煮豆、漬物などともよく合います。(作り方に煮豆や味噌汁は含みません) 【材料】(一人分) 梅干し 1個(チューブの梅肉でも可)だしの素(できれば昆布だし) 少量 ごはん 1杯分程度むきエビ 少量(なくても可)刻み葱 少量 刻み青じそ 少量(チューブの物でも可)天かす 大さじ1杯程度めんつゆ 大さじ2杯程度 卵 2個片栗粉、塩 適量 【作り方】 まずはソース作り。梅干しを潰して、50㏄程度の水と混ぜます。チューブの梅肉等でも可能です。昆布だしの素と塩

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    skkmusic 2019/04/25
  • 大型貨物自動車通行止 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    423 大型貨物自動車通行止 カテゴリ:【Taiwan 台湾】金門 こちらは台湾の離島、金門県にて見かけたもの。 ※金門県については以前の金門島へ渡った時の記事や台湾の離島の記事をご参照ください 日でも見かけるものと似ている。 対照的なのはトラックの向きである。偶々なのだろうか、それともなにか意味があってのことだろうか。例えば日が左側通行、台湾は右側通行であることと関係しているのだろうか。 世界的に見ればどうなのだろう。意識的に見たことはなかったので、欧米などでどうだったかも覚えていない。大抵はほとんど意味のない、取るに足らないことだとわかっていながらも興味が沸いてしまうのは、困った性である…。 【写真】2019年1月 【文章】2019年4月 タグ :海外で標識を観察するのも面白い 「【Taiwan 台湾】」カテゴリの最新記事 「金門」カテゴリの最新記事

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    skkmusic 2019/04/23
  • イマイチだった蟹味噌麺と蟹味噌湯包 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    421 イマイチだった蟹味噌麺と蟹味噌湯包 カテゴリ:【China 中国】福建省 厦門の繁華街を歩いていて、ふと目に入った蟹みそ麺のお店。厦門は海の幸も豊富だ。私は特に蟹には目がない。夕時にはまだ早い時間だったのだが、入ってみることにした。 さっそく蟹味噌麺を頼んでみる。パスタのようなツルツルした麺だ。だが麺がくっついていたり固かったりして杜撰な茹で方なのがすぐにわかる。また一見してわかる冷凍のミックスベジダブルがすべてをチープにまとめてしまっている。量も少ないので、これで36元(=600円強)は正直高いと思ったが、繁華街ゆえの土地代なのだろうか。 とはいえ、蟹味噌の味はしっかりついているし、味自体はまずかったわけではない。蟹好きなら美味しくべられる。 こちらは蟹味噌入りの湯包、いわゆる小籠包である。これは26元(=450円程度)だったが、正直蟹の味も蟹味噌の味もほとんどしなかった。小

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    skkmusic 2019/04/21
  • 電動カート型の路線バス : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    417 電動カート型の路線バス カテゴリ:【China 中国】福建省 泉州の市内で走っていた電動カート型の路線バス。公交というのは以前の記事でも書いた通り、中国においては路線バスのことを指す。 中国の都市では、バスは通常の大きなものでもほとんど電動に変わりつつあった。従来の化石燃料で走るバスを見ると珍しく思えたほどだ。そして小型のマイクロバスが走っていたような路線は、こういった電動カートのようなバスに変わりつつあるらしい。 もちろん以前の記事でも紹介している空港の中や、中国で多く整備されつつある広大なテーマパーク内で、このような電動カートを見ることは多々ある。しかし公共交通機関として使用され、都市の大通りを闊歩しているのを見ると、新鮮な気がした。 こればかりでなく、昨今の中国の乗り物はかなり多様化しているように思う。良いのか悪いのかはわからないが、新しいものでどんどん街の風景が塗り替えられ

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    skkmusic 2019/04/17
  • マハラジャ祇園 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    416 マハラジャ祇園 カテゴリ:【Japan 日】京都 Kyoto マハラジャ祇園はかの有名なディスコ、マハラジャの京都の支店だった。昔からテクノ、レイヴ、ユーロビートあダンスポップなども大好きで、しばしば行ったものだった。 どうもディスコやクラブというのは薬物取引の場や半グレのたまり場になったりして、犯罪の温床みたいな扱いを受けるようになった。単に音楽やそれに合わせて動くのが好きという人間にとっては悲しいことだ。 パラパラ人気も鎮火した頃、マハラジャ祇園は閉店してCK CAFEというクラブ(ディスコ)に変わった。もちろんCK CAFEにもしばしば通ったものだった。その後、私も京都を離れることになり、どうなったのかは知らなかった。 最近、八坂神社の近くを歩いていると、マハラジャ祇園を見かけた。あれ、まだあったのか、と一瞬不思議な感覚に見舞われた。もちろん昔は閉店した後のCK CAFEに

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    skkmusic 2019/04/16
  • 泉州市の覇王牛肉という牛鍋屋さん : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    413 泉州市の覇王牛肉という牛鍋屋さん カテゴリ:【China 中国】福建省 福建省泉州の街で泊まった宿の近くにあって気になっていたお店、覇王牛肉。他にもたくさんレストラン等があって目移りしていたのだが、気になったのも何かの縁ということで入ってみることにした。 日語はもちろん英語も通じなかったので、話せる限りの中国語を動員しつつ、スマホの翻訳などでなんとかやり取りをする。入ったときは普通の牛肉火鍋(いわゆるしゃぶしゃぶみたいなもの)のお店かと思っていたが、お店の人の説明によると、彼らの知る限りの近隣においては他に見ない独特のスタイルで提供されているとのこと。 まずはスープから頂く。ダシの効いた鍋つゆを、香菜(シャンツァイ)などが入った小さな器に掬う。 美味しい。これだけでも普通に美味しい。 そして次に肉が投入される。日の鍋料理で牛肉を入れるとしたら、普通は薄くスライスしたロース等をイ

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    skkmusic 2019/04/13
  • マラッカで見かけた謎の建物 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    411 マラッカで見かけた謎の建物 カテゴリ:【Malaysia】マレーシアMelaka - マラッカ マレーシアのマラッカの街を歩いていると、少し遠くに変わった建物を見かけた。屋上などに草が生えているところを見ると廃墟なのだろうか。窓なども見当たらず、向こう側まで吹き抜けているようだが、元々こういう構造なのか、廃墟だからなのかもわからない。 なんらかの工場などの気もする。しかし用途がわからない。そういえば、日でも酒類や醤油を作っている工場等では、このような円筒の建物が並んでいるのを見かけるが、そういった用途だったのだろうか。 私が訪問した2018年11月、この辺りもそうだったがマラッカの街全体で観光ブームが終わったあとの少し草臥れて寂れたような街の雰囲気が漂っていた。町中に廃屋が目立つし、潰れたお店やテーマパークの跡地のようなものもしばしば見かけた。もしかしたらこの建物もそういったテー

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    skkmusic 2019/04/11
  • 厦門のタイ王国領事館前 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    49 厦門のタイ王国領事館前 カテゴリ:【China 中国】福建省 日にあるタイ王国の在外公館は、東京の大使館の他に、大阪と福岡に領事館がある。では中国ではどうかというと、北京の大使館の他に、上海、成都、香港、広州、昆明、南寧、青島、西安、そしてこの厦門と9つの領事館がある。 確かに国土の広さや人口から考えると日は多いほうだとは思うが、それでもやはりタイの在外公館の数は中国がダントツの1位である。これはそのまま関係の深さや規模感を表しているのだろうとは思う。 人口の多さや土地の広さは、そのまま市場や経済規模あるいは資産や資源とイコールであるとは言わないが、その爆発力や上限に大きな影響をもたらすのは当たり前の話である。良くも悪くも、アジア圏で中国を無視することはできないだろうし、それは古代から続いていることでもあるのだろう。 【写真】2019年1月 【文章】2019年3月 「【China

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    skkmusic 2019/04/09
  • バンコクの中華街裏のバンコク銀行 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    45 バンコクの中華街裏のバンコク銀行 カテゴリ:【Thai タイ】Bangkok バンコク・近郊 バンコクの中華街の路地にあるバンコク銀行の支店。以前の記事でも記したことがあるが、中華街の看板などには、タイの企業であってもその中国名が併記されていたりして興味深い。 このバンコク銀行、中国名は盤谷銀行と表記されている。不思議に思うのが、日でも確かにバンコクは漢字で書くと『盤谷』になるし、日の音読みでは『バンコク』である。しかし昨今の中国語ではバンコクは『曼谷』(マングーみたいな発音)である。また盤谷の読みも『パングー』に近い。Bangkokに一番近いのは盤谷の日語音読みなのだ。 タイと日とは山田長政の時代から親交もあるし、日語で付けた漢字名の盤谷がそのまま中国に逆輸入されたのかも知れない、と想像したりする。実際のところがどうかは知らないが。 閑話休題。この銀行の建物はとても不思議

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    skkmusic 2019/04/05