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ブックマーク / nanimonai.hatenablog.jp (78)

  • パルミジャニーノ作品集 - arto総研

    2016 - 08 - 22 パルミジャニーノ作品集 こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回はマニエリスムを代表するパルミジャニーノを紹介します。 パルミジャニーノ パルミジャニーノ(1503-1540年)はマニエリスムを代表するイタリアの画家です。体を引き延ばし、くねらす表現は後の画家に大きな影響を与えました。 1503年パルマに生まれます。パルミジャニーノの名で親しまれていますが名はフランチェスコ・マッツォーラ。パルミジャニーノとは「パルマ人」の意味です。 幼い頃に父を亡くし叔父に育てられます。画家の一家であったため叔父から絵について学びました。典型的な早熟で早くから地元パルマを拠点に活動を行います。同時期に活動していたコレッジョと共同で制作を行ったり、叔父と共に重要な仕事を熟したりもしました。 1524年ローマへと移ります。ロー

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  • ロココ美術をわかりやすく - arto総研

    2016 - 08 - 21 ロココ美術をわかりやすく こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回はロココ美術を紹介しようと思います。 ロココ美術 ロココ美術は バロック美術 から続く美術様式のことで、フランスを中心に発展しました。自由奔放で、あま~い感じの表現が特徴的です。 ロココ美術とバロック美術の境界は曖昧なのですが、フランス国王ルイ15世あたりから始まったと考えられています。ルイ14世の窮屈な政治の不満からより開放的なものが求められるようになり、その結果ロココ美術が生まれることになりました。 実際に作品を見て頂ければわかると思いますが、ロココ美術は、女性的で、甘美で、自由奔放で、享楽的な表現が行われます。そのため批判を受けることもあるのですが、生きる喜びや恋愛を美術的に表現するようになったのはこの時代からであり、そういう意味ではかな

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  • シャルダン作品集 - arto総研

    2016 - 08 - 19 シャルダン作品集 こんにちは、Toshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回はシャルダンを紹介しようと思います。 シャルダン ジャン・シメオン・シャルダン(1699-1779年)は18世紀に活躍したフランスの画家です。当時のフランスではロココ様式が流行していました、シャルダンはロココっぽくはなく、日常的な、穏やかさを感じさせるような作品を多く残しました。 1699年、パリにシャルダンは生まれます。父親は家具職人で、幼い頃から美的なものに触れる機会に恵まれていました。1718年、18歳の時から宮廷で活躍していた画家に師事、他にも当時活躍していた画家の元で絵の修行をしています。 1728年、『赤エイ』でアカデミー正会員に選ばれます。31年からはサロンへの出品を行うようになりました。 52年から国王ルイ15世から経済的支援を受け、また55年からは

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  • ノアの箱舟ー芸術のための聖書理解ー - arto総研

    2016 - 08 - 17 ノアの箱舟ー芸術のための聖書理解ー こんにちは、Toshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は「ノアの箱舟」を紹介しようと思います。 ノアの箱舟 「ノアの箱舟」の名前を聞いたことがない人は恐らくいないだろう、と思われるほどに有名な言葉だと思います。ノアの箱舟は、アニメや漫画小説映画など様々なところで使われていますし、車の名前などにもなっています。 これほど有名な言葉ですが、その内容を知らない人や、出典が聖書であることを知らない人が意外に多いようです。元を知っていれば、それが使われている作品もより一層楽しむことが出来るでしょう。 ノアの箱舟は、以前紹介したカインとアベルの後の出来事になります。 www.arto-ri.com カインによって殺害されたアベルと、その罰を受けたカイン。親であるアダムとエバは1度に2人の子どもをなくしてしまっ

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    skktmlab
    skktmlab 2016/08/19
    ノアの方舟
  • Kindle Unlimitedで読める、芸術の理解を助ける書籍5選 - arto総研

    2016 - 08 - 16 Kindle Unlimitedで読める、芸術の理解を助ける書籍5選 こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回はKindle Unlimitedで読める、芸術の理解を助ける書籍を紹介しようと思います。 芸術の理解を助ける書籍 アマゾンが月980円(でしたっけ?)で読み放題のサービスを開始しました。サービスそのものにはあまり興味はないのですが、を読みやすい環境が構築されつつあるのはいいことなんじゃないかな、と感じています。 そこで今回はせっかくなので、アマゾンの読み放題のサービスで読める、という条件で、芸術の理解を助ける書籍を紹介しようと思います。 何となく出遅れた感があるのですが、ある程度使ってみないとわからないので、だいたいこういうがあるんだな、というのが何となく把握できたと感じた今、紹介しようと思い

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  • ジョット作品集 - arto総研

    2016 - 08 - 15 ジョット作品集 こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は西洋美術史における絵画の祖、ジョットを紹介します。 ジョット ジョット・ディ・ボンドーネ(1267‐1337年、諸説あり)は ゴシック 期を代表するイタリアの画家です。西洋美術において、絵画の出発点的存在で、西洋美術史における重要人物です。 ジョット以前はビザンティン様式が根強かったのですが、ジョットの登場により絵画の表現の幅が広がっていきます。分かりやすく言えば、ものすごく堅苦しかった絵画がジョットにより自然的で親しみやすい絵画へと変化していきました。 ジョットが行った表現は革命的なもので、後世の画家にも大きな影響を与えます。そして後のルネサンス美術へ引き継がれていくことになります。「絵画の祖」という呼び方は決して大げさなものではないでしょう。 作品

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  • バロック美術 - arto総研

    2016 - 08 - 14 バロック美術 こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回はバロック美術の紹介です。 バロック美術 バロック美術はルネサンス(マニエリスム)の後に登場する美術様式のことをいいます。 バロックの背景は複雑で一概には言えないのですが、あまり細かいことを言い出すと面白くないので、わかりやすさを追求しますが、この記事の内容が正しいとは思わないでください、「ほーん、そういうのがあるんだね」程度に感じてもらえればと思います。 元々はカトリック教会が力を持っていたのですが、ルター(つまりプロテスタント)が登場したことで、その力が弱まってきました。「このままでは信者(お客様?)がプロテスタントに流れてしまう」と考えたカトリックは改革を行います。 その結果、教会はより派手に、より動きのある表現が好まれるようになり、バロック様式が生

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    skktmlab
    skktmlab 2016/08/15
     バロックの意味初めて知りました。
  • カインとアベルー芸術のための聖書理解ー - arto総研

    2016 - 08 - 13 カインとアベルー芸術のための聖書理解ー こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は「カインとアベル」について紹介しようと思います。 カインとアベル 「カインとアベル」は仏教や神道が中心の日ではあまり有名ではないかもしれません。しかし「人類史上初の殺人事件」と聞くと「あぁ、あれか」と感じられる方が多いと思います。小説などでは「カインとアベル」を使ったものが多々あり、ホラーやサスペンスで利用されています。 カインとアベルの出来事はアダムとエバの楽園追放の後になります。 www.arto-ri.com 楽園追放の後、アダムとエバには2人の子どもが生まれます。それがカイン、アベル、です。その後セトという3人目の子どもが出来るのですが、ここではカインとアベルの2人のお話になります。 カインとアベルの出来事を一言で言う

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  • 絵画に描かれた少女たち - arto総研

    2016 - 08 - 12 絵画に描かれた少女たち こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は「絵画に描かれた少女たち」というテーマで書いてみます。 少女 前回は「絵画に描かれた少年たち」というテーマで作品を紹介してみました。 www.arto-ri.com 今回は少女に関する作品を紹介します。 ちなみに前々回は子どもに関する作品を紹介しています。よければこれも読んでみてください。 www.arto-ri.com 作品紹介 『カーネーション、リリー、リリー、ローズ』 ジョン・シンガー・サージェントの作品です。女の子が手にしているのは提灯。また背景に咲く花はユリ。日の影響を受けていることが伺えます。白の衣装を身にまとう少女、提灯の優しい光、美しい花々など、幻想的ですね。 『ソロモン嬢』 日に絡めてもう一つ。アンデシュ・ソーンの作品です

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  • 絵画に描かれた子どもたち - arto総研

    2016 - 08 - 10 絵画に描かれた子どもたち こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は「絵画に描かれた子どもたち」というテーマで書いてみます。ここ最近堅苦しい記事が多かったので、たまにはこういうのもいいでしょう(*´ω`) 子ども 「堅苦しいのをやめよう」みたいなことを言っておいて、いきなり堅い話になってしまうのですが、解説なしだとこのブログの意味なくない?となりかねないのでちょこっとだけ、最初だけ。 意外に思われるかもしれませんが、子どもが絵画に描かれるようになったのは最近(と言っても数百年単位ですが)のことです(それ以前でもないわけではないのですが)。というのは、中世のヨーロッパには子供の概念がなかったからです。 今の感覚で言えば10歳くらいの人は「子ども」と捉えますが、中世ヨーロッパでは「小さな大人」だったのです。では「

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  • ルネサンス美術 - arto総研

    2016 - 08 - 09 ルネサンス美術 こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回はルネサンス美術について紹介します。 初期ルネサンス 「ルネサンス」は、よく「再生」や「復活」と訳されます。では芸術は一体何から復活したのでしょうか。一言で言うならば、古典の復活です。 ルネサンス以前はゴシック美術という様式が主流だったのですが、ゴシック美術では人生は苦である、というような解釈が中心で、どちらかと言えば、現世よりも死後の世界に重きを置いていました。 ルネサンス美術では死後ではなく現世を重要視します。現世の人間に可能性を求めたのでした。そのため人間的な表現を重視すると共に、古典ギリシアや古典ローマの美術をお手にし、人間的な肉体表現や感情表現を追求していきます。 ルネサンス的考えが出始めた頃、つまり初期のルネサンスにおいては、マサッチオ、フ

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  • バベルの塔ー芸術のための聖書理解ー - arto総研

    2016 - 08 - 08 バベルの塔ー芸術のための聖書理解ー こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回はバベルの塔を紹介しようと思います。 バベルの塔 バベルの塔や、これをもじったものが漫画ゲームなどによく登場するので名前を知っている方は多いと思います。実はこれも聖書に書かれているのが元になっています。 バベルの塔は、あの有名なノアの箱舟の後の出来事になります。大洪水により人類がリセットされた後、ノアの子孫たちは繁栄していきました。そんな中、誰かがこんなことを言い出します、「天まで届く高い塔を作ろうぜ!」 というわけで、人類はレンガを積み上げて塔の制作に取り組みます。それを見ていた神は当然の如く怒ります。「地上に増えよ」と言ったのに何で空に行くんだ、みたいな感じでしょうか。 当時の人類はノアの一族のみだったので、みんな同じ言語を用い

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  • ゴシック美術 - arto総研

    2016 - 08 - 07 ゴシック美術 こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回はゴシック美術を紹介します。 ゴシック美術とは? ゴシック美術は12世紀中頃から15世紀頃まで続いた美術様式のことを言います。ゴシックとは「ゴート人の」(ゲルマン民族)という意味で、後の時代(ルネサンス期)になってから「あの時代って野蛮だったよね」的な、軽蔑的な意味で名づけられました。 ゴシック以前にはロマネスク美術があり、この延長線上にあるものとして考えられます。ロマネスク美術では厳粛な表現がなされていたのですが、ゴシック美術ではより人間的で自然的な表現が取られるようになります。ゴシック美術は現実的、写実的とも言われます。 またゴシック以前の時代は建築や彫刻が美術の中心的存在であったのですが、ゴシックになってから絵画が力を持つようになってきます。 初期ゴ

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  • 花を描いた絵画 - arto総研

    2016 - 08 - 06 花を描いた絵画 こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は花に関する作品を紹介します。 花 花は非常に美しいです。時代に関係なく、絵画にもよく登場する画題で、ある意味「美の象徴」と言ってもいいかもしれません。 稲垣足穂が花についてこんな言葉を残しています。 花を愛するのに植物学は不要である 全くその通りだと思います。同じように絵画を愛するのに芸術学や美術史は必要ありません。今回は花に関する絵画を紹介しようと思いますが、あえて一切解説無しでお送りします。 作品紹介 ルノワール『花瓶の花束』 ゴッホ『ひまわり(15)』 シャルダン『白い花瓶の花』 クリムト『農家の庭』 ジェームズ・ティソ『菊』 ローレンス・アルマ=タデマ『ヘリオガバルスの薔薇』 ゴッホ『花咲くセイヨウナシの木』 伊藤若冲『月下白梅図』 土屋光逸

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  • 毒が強すぎる絵画(やや閲覧注意) - arto総研

    2016 - 08 - 05 毒が強すぎる絵画(やや閲覧注意) こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は、前回に引き続き、「毒が強すぎる絵画」というテーマで書いてみます。一応、閲覧注意です。 毒々しい絵画 前回は「毒のある絵画」というお題でお送りしました。言い換えるならば「程よい毒」というような感じでしょうか。 www.arto-ri.com 今回は更に毒が強い絵画を紹介しようと思います。今回紹介する作品はちょっと毒が強すぎて恐い印象があります。しかし前回も書いたように、作品の前提として作者なりの考えがあります。 それを見つけることが出来れば、「恐い」の中から、何かを得ることが出来る、かもしれません。 以下やや閲覧注意です。美術館でも普通に展示されていますし、テレビでも何の前触れもなく紹介されるような作品なので大丈夫だとは思いますが、結

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  • 毒のある絵画 - arto総研

    2016 - 08 - 04 毒のある絵画 こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は「毒のある絵画」というテーマで書いてみます。 何を表現するか 絵画(絵画に関係なくあらゆる表現に言えることですが)が素晴らしいのは、絵画そのものに価値があるからではありません。「絵」という表現を通して伝えられる内容に価値があると思われるからです。 つまり、作品の前提には作者の信念や思想があり、それを形にしたものが作品であるということです(これを逆手にとって思想を排除し、形を追求する芸術もあります)。 技術はあっても思想がない、となると形式的に綺麗なものが出来上がります。そこに思想はありません。綺麗は綺麗なんだけど、まとまっているんだけど、どこか面白味にかける、そんな作品が出来上がります。 漫画家の手塚治虫先生が非常に良いことを言っているので引用しておきま

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  • イサクの犠牲ー芸術のための聖書理解ー - arto総研

    2016 - 08 - 02 イサクの犠牲ー芸術のための聖書理解ー こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は聖書に記されている「イサクの犠牲」に関する絵画を紹介しようと思います。 イサクの犠牲 「イサクの犠牲」とはアブラハムに対する、神からの試練のことを言います。アブラハムには愛する息子がいるのですが、神は信仰の証として息子を捧げることを命じます。このことを「イサクの犠牲」と呼びます。 最初の預言者(予言ではありません)であるアブラハムにはイサクという非常に可愛がっていた息子がいました。アブラハムは心の底からイサクを愛していたのです。 そんな中、神はアブラハムに、その可愛い息子を生贄として捧げることを命じました。普通なら神とは言え躊躇するところですが、アブラハムは何のためらいもなくそれを実行に移します。 モリヤの山に入り、イサクを祭壇の

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  • ヴァン・ダイク作品集 - arto総研

    2016 - 07 - 31 ヴァン・ダイク作品集 こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回はイケメンで有名なヴァン・ダイクを紹介しようと思います。 アンソニー・ヴァン・ダイク ヴァン・ダイク(1599-1641年)はバロック期に活躍したフランドルの画家です。肖像画を多く描いたのですが、宗教画や歴史画なども描いています。自画像が特に有名で、ものすごくイケメンに描かれているので知っている人も多いかもしれません。 1599年、ヴァン・ダイクは裕福な家庭に生まれます。幼いころから芸術の才能を見せ、11歳頃までには修行を始めており、10代にして独立、更に有名な画家の組合にも加入しています。典型的な早熟でした。また ルーベンス の助手も務めており高い評価を受けています。 1621年にはイタリアへ移住します。イタリアでは様々な画家の作品に触れることに

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  • 絵画に描かれた馬たち - arto総研

    2016 - 07 - 30 絵画に描かれた馬たち こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は絵画に描かれた馬の作品を紹介しようと思います。 馬 馬はあらゆる動物の中で最も高貴であるとも言われる優れた動物です。その知能も非常に高く、利口なことでも知られています。そのためかどうかは知りませんが絵画にも割と登場します。 有名な人物をより優れたように見せるためや、馬そのものが美しいので馬単体で描かれることもあります。 あまり難しいことは考えずにとりあえず見てみましょう。 作品紹介 『稲に驚く馬』 ドラクロワ の作品です。ドラクロワはロマン主義の画家で、色彩表現や感情表現を得意とします。非常に力強く描かれています。雷に驚いているというよりも、馬が怒り狂ってそれに合わせて雷が轟いているような印象を個人的には受けました。躍動感がすごいですね。 『葦

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  • ティツィアーノ作品集 - arto総研

    2016 - 07 - 29 ティツィアーノ作品集 こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回はティツィアーノを紹介しようと思います。 ティツィアーノ ティツィアーノ・ヴェチェッリオ(1488-1576年)は盛期ルネサンス期に活躍した巨匠です。宗教画、風景画、肖像画など幅広く手掛け、多くの画家に大きな影響を与えました。 ティツィアーノが生まれた年は分かっておらず、だいたい1488年頃だろうと考えられています。幼い頃から絵の教育を受け、当時有名だった ジョヴァンニ・ベッリーニ の工房に入ります。ここで様々な画家に出会いますが、特に重要なのがジョルジョーネです。 ティツィアーノはジョルジョーネから多大な影響を受けており、ジョルジョーネが他界したことで未完となった作品に手を加え、完成させるほどでした。 ジョルジョーネをはじめとする偉大な画家が亡く

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