米Googleは現地時間2017年6月23日、Webメールサービス「Gmail」の無償版において広告のパーソナライズのために行っていたメール内容のスキャンを年内に停止すると発表した。 有償の法人向けグループウエア「G Suite」で提供しているGmailでは以前よりメールのスキャンは行っていないが、消費者向けの無償版Gmailもこれに統一したポリシーに変更する。 変更後、無償版Gmailで表示される広告は、他のGoogleサービス上の広告と同様に、ユーザー設定に基づいたものになる。Gmail利用者はいつもでユーザー設定で広告のパーソナル化を無効にすることができる。なおG Suiteでは従来どおり広告は表示されない。 Googleは、法人および消費者向けGmailのユーザーに対し、同社が引き続きプライバシーとセキュリティーを最優先に据えると強調した。 Googleによると、大企業のG Sui