酪農家の減少に伴って生乳の生産量が落ち込み、国内で生産されるバターだけでは需要を満たせないとして、農林水産省は新年度(平成30年度)も今年度と同じく、最大で1万3000トンの輸入枠を設けることを決めました。 このため農林水産省は供給不足を補おうと新年度も今年度と同じく最大1万3000トンの輸入枠を設けることを決めました。 これは年度途中でバターが品薄となる事態を防ごうというもので、農林水産省は、「今年度はあらかじめまとまった規模の輸入枠を確保したことで、品薄とならなかった。新年度も同程度の輸入枠を確保することで、供給不足は避けられる」と話しています。 このほか農林水産省は、ヨーグルトの原料となる脱脂粉乳についても、健康志向の高まりで需要が伸びるとして、新年度、2万7000トンの輸入枠を設けることを決めました。
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