タグ

ブックマーク / 1000ya.isis.ne.jp (3)

  • 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    松岡正剛の千夜千冊
    sky-y
    sky-y 2018/07/29
    “それよりも、もとのエリー湖が新陳代謝できる程度にゴミを捨てたほうがいいはずなのだ。それが人間の誤謬性の許認というものなのである。”
  • 0724 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    こういう人が隠れていることは、『遊』をつくっているころに各地で遊撃展や遊会を開いているころから、察しておりました。世の動静を見極め、自身の内なる目をもって納得のいくことだけを考えたり、行為に及ぼしたり、書いたりしている人たちだ。 こういう人を「スジガネの人」という。 スジガネの人は、職業や経歴からは何も割り出せない。だいたい職業なんぞで人を見るのはほとんど何の役にも立たない推測というもので、スジガネの人は一杯呑み屋をやっていたり、ガス会社に勤めていたり、スイカや白菜を栽培していたり、自動車修理をやっていらっしゃる。 スジガネの人には、左翼も右翼もニュートラルも環境派もいる。甘党も辛党もいる。主題はいろいろ、発言内容も多種多彩。 ところがこういう人は何かが根底で似ているもので、どんな政治的で思想的なラベルを貼っても説明にならないスジガネをもっている。のっけから余談だが、ときにこういう人と出会

    0724 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
    sky-y
    sky-y 2017/02/20
    すごい腑に落ちる。腑に落ちた先が「じゃあ、一体なんなん?」になるのも面白い。 "いったい右翼とか右翼思想とか、右翼的な行動とか右翼っぽいとは何なのだろう。"
  • 1507夜 『贈与論』 マルセル・モース − 松岡正剛の千夜千冊

    贈与論 マルセル・モース ちくま学芸文庫 2009 Marcel Mauss Essai sur le don:Forme et raison de l'échange dans les sociétés archeïques 1925・1950 [訳]吉田禎吾+江川純一 編集:渡辺英明 装幀:神田昇和 西洋は人間を経済動物にしてしまったのではないか。 このことに気付いたモースは、未開社会や古代社会には 西洋が見失ってしまった来の社会経済行為が きっと隠れていただろうと考えた。 そして、そこに「贈与」と「互酬性」を保つ社会が 長らく躍如していたことを発見した。 ひるがえって日には、中元・歳暮・お祝いをはじめ、 多くの贈答文化がのこっている。 これらはたんなる「虚礼の交換」なのか。 それとも回復すべきソーシャルキャピタルなのか。 おととい(5月16日)、日財団が主催した「未来を変えるデ

    1507夜 『贈与論』 マルセル・モース − 松岡正剛の千夜千冊
    sky-y
    sky-y 2016/12/26
    少し考えてみたけど、やはり日本の歴史においてサービスが「贈与」「互酬」によって提供されてきたことが、未だに今日の商慣習に影響を与えているのだと思う。それは一神教的な「契約」とかなり異なる概念である。
  • 1