米宇宙軍などの追跡データによると、人工衛星「Asgardia-1」は近く地球の大気圏に再突入し、早ければ米国時間9月11日にも燃え尽きる見通しだという。 2017年に打ち上げられたAsgardia-1は、実験的デジタル国家Asgardiaの中心的存在だ。重さ2.8kgのキューブサットには、Asgardiaの憲法、国旗、デジタル国家建設の実験に参加した「Asgardia国民」がアップロードしたデータなどが、デジタルコピーで搭載されている。
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量子力学における重ね合わせを用いて計算を行う量子コンピューターは、従来の古典的なコンピューターでは不可能なレベルのスピードで計算できることが期待されています。ところが、Googleの量子コンピューター研究チーム・Quantum AIの科学者らは、宇宙から飛来する高エネルギーの放射線である宇宙線が、量子コンピューターの動作に重大なエラーを引き起こすとの研究結果を報告しました。 Resolving catastrophic error bursts from cosmic rays in large arrays of superconducting qubits | Nature Physics https://www.nature.com/articles/s41567-021-01432-8 A potential hangup for quantum computing: Cosmic
大林組が2012年に発表し、世間をあっと驚かせた「宇宙エレベーター」構想。この壮大な構想では25年ごろに着工し、50年ごろに運用開始を掲げていた。着工目標まで残り4年と迫る中で、宇宙エレベーターの研究開発はどこまで進んだのだろうか(図1)。 宇宙エレベーターとは、海上に設置した「アース・ポート」と呼ばれる基地から、高度9万6000kmの位置にある最頂部のカウンターウエート(宇宙船などの重り)までをケーブルでつなぐ構造物である。具体的にはまず、静止軌道に設置した建設用の宇宙船と地上を、2本の多層カーボンナノチューブ(CNT)製ケーブルでつなぐ。次にそのケーブルを上り下りする「クライマー」と呼ばれる昇降機が地上と宇宙とを行き来してケーブルを補強しながら、静止軌道ステーションなどの施設を建設する。 最終的に、人工衛星を地球低軌道に投入するための「低軌道衛星投入ゲート」や、火星に向かう出発点となる
あっさりサヨナラなんですね...。NASA、歴史的な発射台を取り壊して駐車場に2021.01.25 20:0023,883 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( 岩田リョウコ ) ちょっと寂しいですね。 アポロ計画でロケットたちを送り出してきた発射台が解体・撤去作業に入ったそうです。そして、撤去後は駐車場になるとのこと。 哀愁なし。解体されたらただの鉄モバイル発射プラットフォーム(MLP-2)は50年以上前に製造され、アポロ12号や14号などNASAの歴史的なミッションを成し遂げてきました。1968年から2011年の現役中に50以上のロケットを発射したMLP-2。思い出のたくさん詰まった高さ約8メートル、幅約41メートルの発射台が現役生活に幕を下ろします。この歴史的な発射台、博物館で展示されるなど、引退後もなんらかの「役目」が与えられるかと思いきや、NASA
「『宇宙開発やってます』と言うと未だに『夢があっていいね』と言われます」というツイートが話題になったことをきっかけとして、宇宙産業の今とよくある勘違い、また、これからの予測をまとめました。 2021年1月11日、宇宙産業についてのとあるツイートがTwitter上で話題となりました。 日本で「宇宙開発やってます」と言うと未だに「夢があっていいね」と言われますが、ヤバい認識だなと。 宇宙市場は37兆円規模で20年後には100兆円を超える超成長市場。 日本のお家芸のものづくりやITでも後塵を拝しつつある今。宇宙は日本の未来のためにも重要な全力で育てるべき産業だと思います。 — Yoshitaka Yanagida?柳田 佳孝 (@yoshi_yanagida)January 11, 2021 このツイートは「普通の人が集まって宇宙開発しよう」をメッセージとして発信し続ける一般社団法人リーマンサッ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が三菱重工業などと開発を進める日本の次期主力ロケット「H3」は、試験機1号機(以下、初号機)の打ち上げが2020年度から21年度へと延期された。2020年5月に実施した第1段エンジン「LE-9」の燃焼試験で異常が発覚したためだ。燃焼室内壁の亀裂と、液体水素ターボポンプのタービンブレードの破断である。原因の推定と対応策の適用、効果の検証を延期した1年間で実施していくことになる。 H3の基本的な設計思想は「使い捨てロケットを窮める」というものである。これは打ち上げたロケットを回収せずに、ペイロード(積載物)の単位重量当たりのコストを最小にするという考え方だ。一方海外では、米国の宇宙ベンチャーSpace X(スペースX)が実現した「逆噴射を活用してロケットを回収し、再利用する」という考え方が広がりつつある。 こうした世界の潮流に対して、H3はどれほどのアドバンテー
イーロン・マスク氏が設立した民間宇宙開発企業のSpaceXといえば、NASAと共同でアメリカ初の民間宇宙船の打ち上げに成功しています。そんなSpaceXは、1万2000基もの人工衛星を使って宇宙からインターネットアクセスサービスを提供する「Starlink」というプロジェクトを進めており、すでに複数の人工衛星が打ち上げられています。そんな既に地球の周回軌道上に存在するStarlink用の人工衛星が、宙のどこにあるかを確かめることができるマップが登場しています。 starlink satellite map https://satellitemap.space/indexA.html SpaceXのStarlinkプロジェクトは、地球周回軌道上に1万基を超える人工衛星を配置し、これを用いてインターネット接続環境を構築するというもの。Starlinkプロジェクトで使用される人工衛星が最初に打ち
悲惨なことが多い今年にも、素晴らしい瞬間はあった。米国時間5月30日、SpaceXの「Crew Dragon」が、史上初の民間有人宇宙船として、また、米国にとって9年ぶりのこととして、米航空宇宙局(NASA)の2人の宇宙飛行士、Bob Behnken氏とDoug Hurley氏を軌道に運んだ。彼らを打ち上げたのは、SpaceXの再利用可能なロケット「Falcon 9」。ロケット燃料と、そして「Linux」で稼働する。 スーパーコンピューターやIoTデバイス、その他のミッションクリティカルな基幹業務用デバイスと同様に、Falcon 9はLinuxを採用した。SpaceXのソフトウェアエンジニアは数年前、Falcon 9のプログラミングについて説明してくれた。当時、開発者は次のように述べた。 「フライトソフトウェアチームのメンバーは約35人。われわれだけで、Falcon 9、Grasshopp
うっかり「Javaは遅いので競技プログラミングには向いていない」みたいなことを言ってしまう人が稀にいますが、世界最強の一角であるところのPetrさんはJavaで問題を解きまくっているわけです。 _,,;' '" '' ゛''" ゛' ';;,, (rヽ,;''"""''゛゛゛'';, ノr) Javaが遅いって ,;'゛ i _ 、_ iヽ゛';, お前それPetrの前でも同じ事言えんの? ,;'" ''| ヽ・〉 〈・ノ |゙゛ `';, ,;'' "| ▼ |゙゛ `';, ,;'' ヽ_人_ / ,;'_ /シ、 ヽ⌒⌒ / リ \ | "r,, `"'''゙´ ,,ミ゛ | | リ、 ,リ | | i ゛r、ノ,,r" i _| | `ー――----┴ ⌒´ ) (ヽ ______ ,, _´) (_⌒
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