ロシアによるウクライナへの侵攻を巡ってサイバー空間でも激しい戦いが繰り広げられている。サイバー攻撃を受けたウクライナの機器から見つかったコンピューターウイルスを解析すると、極めて破壊力が高くシステムを根本から壊してしまう可能性がある新型のウイルスであることがわかった。 新しい“サイバー兵器”とも言える、このウイルス。日本のコンピューターウイルス解析の第一人者は「日本もほかの国もひと事ではない。攻撃された場合は組織の機能が停止し被害規模は甚大で、恐ろしさは計り知れない」と脅威への備えを警告した。 ■感染すれば「再起不能」に…