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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (7)

  • 「推し」とナルシシズム - シロクマの屑籠

    推しの子】 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:赤坂アカ,横槍メンゴ集英社Amazon 最近、いや数年前から「推し」という言葉をよく耳にする。10~25年以上前にオタク界隈で流行っていた「萌え」に比較すると、「推し」には公言しやすさがあり、あしざまに言われることは少なく、より広い範囲で用いられているようにみえる。そして不特定多数と一緒にキャラクターやタレントを応援すること、ひいては「推し」にお金や時間や情熱をつぎ込むことが良いことのように語られている。 いつの頃からか、時代の合言葉のようになった「推し」。 では人はなぜ「推す」のだろう? もちろん「推し」などと言わなくても、昔から芸能界のファンには「推し」とよく似たことをやっている人々が存在していた。さまざまなジャンルの愛好家にもいただろう。ではなぜ、今、「推し」が時代の寵児のように語られているのだろう? そのあたりも含

    「推し」とナルシシズム - シロクマの屑籠
    slinky_dog_s11
    slinky_dog_s11 2023/06/15
    自分が対象を嗜好したり愛好したりする感覚となにかが決定的に異なるので意地でも「推し」という表現は使わないって人いますよね。私です。
  • 今のネットでアニメ辛口批評なんてできたもんじゃない - シロクマの屑籠

    オタクが軟弱化して辛めの批評を書かなくなったから、最近のオタクコンテンツはひたすらヒロインが可愛いだけの薄っぺらい作品ばっかりになってるんだろうが。定型文と画像で褒め合うクソみたいな学級会文化をやめろ。辛口批評を書きまくって仲間のオタク気の喧嘩をしろ。90年代に戻れ。— 小山晃弘 (@akihiro_koyama) 2020年5月5日 オタクというのは好きな作品の悪口を吐き続ける生き物だと思ってるので、昨今のひたすら褒め合うコミュニケーションで同調圧力を形成する流れが心底嫌いですわ。オタクは好きな作品に辛めの批評を書いて仲間のオタクを攻撃する生き物なんだよ。男オタク腐女子みたいなキモい学級会を開くんじゃねえ。— 小山晃弘 (@akihiro_koyama) 2020年5月5日 メンヘラ.jpの小山さんが難しいことをツイートしていて、私も難しい顔になってしまった。 この手の「最近のオタ

    今のネットでアニメ辛口批評なんてできたもんじゃない - シロクマの屑籠
    slinky_dog_s11
    slinky_dog_s11 2020/05/08
    辛口批評、もとい「的確にディスる」行動には、それ相応のコストがかかる。腰を据えて鑑賞し、下調べを行い、文章を捻り出して、推敲を重ねる。そんなコストを払う旨味も余裕も、今はあまり無いのかな、と。
  • 「ブロガーが次々に言及する」文化の衰退と、はてなブックマークの変容 - シロクマの屑籠

    2020年1月6日、はてな匿名ダイアリーに「無知なお前らに最高のゲームを教えてやる(据置編)」というエントリが投稿され、それに触発されて何人かが「自分にとって最高のゲーム」をまとめる出来事があった。 じゃあ私も「最高のゲーム」を挙げてみる - シロクマの屑籠 90年代から10年代までお世話になったゲームたち! 明けまして俺の年代別最高のゲーム 20/01/07: 不倒城 個人的最高のゲーム(1980年代編) - novtanの日常 同じ話題に次々にブログ記事の投稿が連鎖したのがなんだか懐かしくて、嬉しかった。2000年代のブログ界隈ではこういうことが頻繁にあって、誰かが書いたブログ記事に次々にブロガーが言及して盛り上がったものだ。 ひとつの話題にブロガーが次々に言及し、ひとまとまりの議論や、複数名からなる広い視野をかたちづくるのは、当時のブログ界隈のカルチャーだったと思う。 しかし2010

    「ブロガーが次々に言及する」文化の衰退と、はてなブックマークの変容 - シロクマの屑籠
    slinky_dog_s11
    slinky_dog_s11 2020/01/08
    あの機能はトラックバックの残滓のようで好きだった。同じエントリーに言及した人の記事やブコメを片っ端から読んでたなぁ。
  • 10RTの拡散、100RTの拡散、1000RTの拡散 - シロクマの屑籠

    誰かがtwitterのどこかで言っていたはずで、でも探しても見つからないのでここに書くと*1、twitterは、たくさんリツイートされればされるほど、つぶやきが自分の手許を離れて、たくさんの人のモノになっていく感があって、面白いような、恐ろしいような思いをする。 リツイートが10件未満の時、そのつぶやきはまだ自分のモノだ。自分のつぶやきが、半径1クリックのなかに拡散されている。 リツイートが100件を超えると、そろそろ自分のつぶやきなのか、自分の半径1クリックのつぶやきなのか、曖昧になってくる。見知っている多くのアカウントが自分のつぶやきをリツイートしているものだから、もう、自分自身のつぶやきである以上に、“自分達”のつぶやきでもある。 と同時に、これぐらいになると、見たこともないアカウントからのクソリプやコメント付きリツイートも交じりはじめる。ああ、自分のつぶやきが遠くに届き始めているん

    10RTの拡散、100RTの拡散、1000RTの拡散 - シロクマの屑籠
    slinky_dog_s11
    slinky_dog_s11 2016/03/17
    そのツイートに対する誰かの何気ない一言や感想や指摘が全て自動的にクソリプ化してしまう「引用RT」の闇。
  • 若いの、そこは私達が十年以上前に通った道だ - シロクマの屑籠

    時間が無いので20分ぐらいでメッセージを届けますね。誤字脱字ほか御容赦ください。 issey-98.com - ※リンク先は数年間放置された末にドメインを余所に売った可能性があるため、当時のはてなブックマークコメントをご参照ください。↓ はてなブックマーク - メディアクリエイター否定派のおっさんたちに聞いてほしい話 - Sprechchor はじめまして、こんにちは。「おっさん」「ブロガー」のp_shirokumaと申します。 面白い、というより夢のような文章ですね。落ち着いた筆致でも若気がみなぎっている。私は、こういう若々しい抱負・意見・主張を眺めるのが大好きなんですよ。「年上世代はわかっちゃいない」「俺たちは俺たちの明日を切り開くんだ」といった態度表明をみかけるとゾクゾクしますね。明日を生きる元気を分けてもらったような気分になってきます。 さて、あなた達(あなた達、という表現を使うの

    若いの、そこは私達が十年以上前に通った道だ - シロクマの屑籠
    slinky_dog_s11
    slinky_dog_s11 2016/01/19
    このお二人のちょうど中間となる世代の自分だけど、「カウンターがカッコいい」という感覚は確かにあったし、それをネットで高らかに叫んでボコボコにされてきた2000年代を経験してきた。「ネット中二病」ですね。
  • 契約社会・専門家社会の論理と子育てについて - シロクマの屑籠

    「夫婦に満点を求める社会」の無理ゲー感 - シロクマの屑籠 こちらの記事のさらに元記事の筆者さんから、はてなブックマーク上で、お返事を頂きました。これについて、日頃から思っていることをお伝えしたい気がしたので、以下に記してみます。 元記事の著者です。シロクマさんの趣旨には自分も賛成で、だからこそ「精神科医やスクールカウンセラーなど外部の専門家に相談を」と元記事でも書いたのですが、そこのところは伝わらなかったようで残念です。 http://b.hatena.ne.jp/ganbarezinrui/20150515#bookmark-251601028 と書いてらっしゃいますが、それも含めて、なんだかモヤモヤしているんですよ。このあたりについて補足……というより、まだ書き足りないので、ちょっと補足します。 「家庭外の専門家に相談を」とganbarezinruiさんは書いていらっしゃいます。でも

    契約社会・専門家社会の論理と子育てについて - シロクマの屑籠
    slinky_dog_s11
    slinky_dog_s11 2015/05/17
    毎回元ネタから飛躍しすぎでは? 元エントリで「専門家に相談を〜」の前にあった「父親」という単語が無視されすぎ。息子の性的嗜好は母親には理解しがたい、という話だったと思うけど。
  • 「夫婦に満点を求める社会」の無理ゲー感 - シロクマの屑籠

    全国のお母さん、どうか息子の「性」について正しい知識を持って下さい。 : 人類応援ブログ リンク先には、「全国のお母さん、どうか息子の「性」について正しい知識を持って下さい。」と書いてある。つまり息子の性と適切に向き合えるようになってください、ということだろう*1。 そうは言うけれども、母親が息子の性を適切に取り扱うのは簡単だろうか。 母親が父親(夫)と良好な関係を保ち、男性性も毛嫌いしていないなら、ある程度は可能だろう。そのような母親は、息子の第二次性徴に直面しても不安がったりしない。まあ、実妹の下着を盗んでいるのを見ればさすがに動揺するだろうが……。 しかし仮面夫婦をやっている場合・男性性を嫌悪している場合・成人男性全般と適切な距離感で付き合えない場合は、そうはいかない。母親が息子の性と向き合う行為は、自分自身が取り扱えなかった弱点と向き合う行為に限りなく近い。不安がらずに取り扱うのは

    「夫婦に満点を求める社会」の無理ゲー感 - シロクマの屑籠
    slinky_dog_s11
    slinky_dog_s11 2015/05/15
    元エントリの母親に対する「正しい知識を持って下さい」は、父親や専門家といった第三者の助けを借りてみては、という意味だと読み取れたけど。何も母親が矢面に立つ無理ゲーを要求してはいない。
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