「ハッスル&フロウ」を観ました(@テアトルタイムズスクエア)。 旧友とのふとした出会いからゴスペルに触れ、自分がティーンの頃以来、とうに失ったと思っていた何かが、自分の中にもまだ存在することに気付いた主人公のディー・ジェイ。ピンプ稼業に身を置き、その日暮らしの毎日を送る彼は、近々帰郷するという、同じ地元出身で今や売れっ子ラッパーとなった“スキニー・ブラック”の噂を耳にする。ディー・ジェイは一念発起して、自分のライムを綴ったデモテープを制作するようになるが・・・というお話。 「出てくる人がダメな人ばっかり」「血の繋がりのない人々が集まって擬似家族のようなコミュニティを築いていく」という共通点を考えてみると、これは「ポルノ」を「ヒップホップ(ディープサウスの)」に変換した、まさに「ブギーナイツ」でした。 よく成功を収めたラッパーが常套句の様に「オレ、売れない頃は地元でハスラーやっててヨォ、女に