斑(ぶち)の入った白毛で人気だったブチコ(牝5歳、栗東・音無秀孝厩舎)が現役を引退することが1月19日、決まった。管理する音無調教師が明らかにした。この日、経由地の滋賀県・ノーザンファームしがらきへ向かい、今後は北海道安平町・ノーザンファームで繁殖牝馬となる。 【写真】麦秋S・ブチコ、ゲートくぐって流血… 同馬は父キングカメハメハ、母は白毛のシラユキヒメ。交流重賞で3勝を挙げた姉のユキチャンと同じ白毛だが、ぶちの入った毛色でデビュー前から注目を集めた。14年10月にデビュー。当初は芝で結果が出なかったが、初ダートの4戦目で初勝利。その後もダートで白星を重ねて、16年4月の交流重賞、マリーンC(船橋)に駒を進めたが、ゲートを突進して故障を発症して、競走除外。JRAに戻った麦秋S(東京)でも同様に枠外に飛び出し、競走除外になった。 1月17日の雅S(京都)でもゲートをくぐろうとしたために前