長野県須坂市が、地元産ではないシャインマスカットをふるさと納税の返礼品にしていたことがわかり、総務省は、市が産地偽装を認識していながら寄付の受け付けを続けていた可能性があるとして、今後、市に詳しい聞き取りを行うことにしています。 ふるさと納税の返礼品について総務省は、原則、地元の産品とすることを基準として定めています。 総務省によりますと、長野県須坂市がふるさと納税の返礼品として送っていたシャインマスカットの仕入れを担っていた和歌山県の会社が、実際は「山形県産」のものを地元産として産地を偽装していたということです。 市が購入した産地偽装のシャインマスカットは2024年9月までの5年間で11トンあまり、寄付の受け付けはおよそ1万件で、寄付額はおよそ1億2000万円にのぼるということです。 市は2024年11月上旬までに会社から報告を受け、産地偽装のシャインマスカットを出荷したことを認識してい
