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ブックマーク / blog.livedoor.jp/xcrex (335)

  • 不誠実と創造性はコインの表と裏?:科学ニュースの森

    2014年02月21日 不誠実と創造性はコインの表と裏? 背景: 現代社会で成功するには高い創造性が必要なことがある。また同時に理不尽で不誠実な経験をすることも多い。それらは一見別物で無関係のようだが、何らかの関わりがあることが示唆されている。 要約: この度、自身の成績について嘘をつくことで創造力が高くなる可能性が、ハーバード大学のFrancesca Gino博士らによって分かった。Gino博士によると、嘘をつくことも創造力を発揮することも、どちらも既存のルールを破ることによって生まれるため、嘘をつくことでルールによる壁が取り払われ創造力が高くなるのではないかという。 Gino博士は南カリフォルニア大学のScott Wiltermuth博士と共同で、時に人々に嘘をつくことを促すような、様々な実験を行った。例えば最初の実験は、縦横の空いたマスに数字を入れて合計を10にするテストを参加者に解

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    smicho 2014/02/22
  • カラスの知能と平行進化:科学ニュースの森

    2013年12月07日 カラスの知能と平行進化 背景: 霊長類は動物の中でも特に高い知能を持つと言われているが、それ以外にもイルカやカラスなど高い知能を持つと見られる動物は存在する。特にカラスは哺乳類ですらないため、哺乳類の知能とは全く違った進化の過程をたどった可能性もある。 要約: カラスの知能が高いことは多くの人々に信じられており、行動生物学者は「翼を持つ霊長類」と呼ぶこともある。カラスは道具を作成・利用することができ、餌場となる多くの場所を覚えることができ、またグループに属する他の個体によって社会的な行動も選択する。鳥類の脳は哺乳類のそれとは基的に異なる構造を持つため、これほど高い知能を示すという事実は驚くべきことであろう。 この度ドイツはテュービンゲン大学のLena Veit博士らによって、カラスの知能を測り、その時の脳の活動が観察され、哺乳類の知能との平行進化の一端が示された。

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    smicho 2013/12/08
  • 撤回された論文‐遺伝子組み換え作物の害:科学ニュースの森

    2013年12月02日 撤回された論文‐遺伝子組み換え作物の害 背景: 地球上に人間は増え続けているが、それを支える資源は有限であるため、科学技術の発達によって資源の有効利用を実現している。遺伝子組み換え物もその1つであり、効率的な生産が可能になり多くの人々を支えているが、人体や環境への害については判明していないことも多い。 要約: 2012年、フランスはカーン大学のGilles-Eric Séralini博士率いる研究チームによって、遺伝子組み換え作物に関する衝撃的な研究結果が明らかにされた。その研究結果は、遺伝子組み換え物を日常的に摂取するラットは癌にかかりやすいというもので、ラットに発生した巨大な腫瘍の写真とともにFood and Chemical Toxicology(品・化学毒物学)誌上で発表された。 しかしその研究結果には科学界から大きな疑問の声が寄せられ、多くの研究者に

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    smicho 2013/12/03
  • バイオ燃料生成の高効率化:科学ニュースの森

    2013年10月02日 バイオ燃料生成の高効率化 背景: 化石燃料は有限であるため、将来的な枯渇に備えて代替となるエネルギー源が必要とされている。自然エネルギーを利用した太陽光発電や風力発電などが研究・開発されているが、微生物を利用したバイオ燃料も研究が進められている。 要約: バイオ燃料の生成過程では、殆ど全ての生物のもつ解糖系と呼ばれる生化学反応経路によって、糖類から様々な物質の原料となるアセチルCoAが生成される。アセチルCoAは、バイオ燃料となり得るエタノールやブタノール、また脂肪酸やアミノ酸などの原料として利用されている。 解糖系では、グルコース(ブドウ糖)の持つ6つの炭素原子のうち4つを、アセチルCoAの持つ2つの炭素原子へと変換させるが、残りの2つは二酸化炭素として排出される。そのためバイオ燃料の効率化には、糖の3分の1は確実に排出物となってしまうという障壁があった。 この障

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    smicho 2013/10/04
  • 小記事:地球にはいつまで生息可能なのか:科学ニュースの森

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    smicho 2013/09/28
  • 女性の脳内に存在する男性の細胞:科学ニュースの森

    2012年09月30日 女性の脳内に存在する男性の細胞 背景: 妊娠時の女性の体内にはさまざまな変化が起こる。それらは女性自身や胎児を守り、健康に育てるために存在するが、それらのメカニズムや実際の影響などは分かっていないことも多い。 要約: 女性は妊娠時に胎児との細胞の交換が起こり、免疫系が反応することなくその細胞を長期間保持している。このように他者の細胞が自身の体内に潜んでいる現象は、マイクロキメリズムと呼ばれ、癌発生率や自己免疫疾患に何らかの繋がりがあると考えられている。 この度、カナダにあるアルバータ大学のWilliam F. N. Chan博士やフレッド・ハッチンソン癌研究センターのJ. Lee Nelson博士らによって、女性の体内に入り込んだ男性の細胞や細胞由来のDNAは、異物から脳を守るための血液脳関門を乗り越え、脳内の各部に存在す ることが分かった。 彼らは32~101歳の

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    smicho 2012/09/30
  • 筋肉はなぜ歳と共に衰えるのか:科学ニュースの森

    2012年09月28日 筋肉はなぜ歳と共に衰えるのか 背景: 生物は老化とともに様々な能力が衰えていってしまう。それは筋肉も例外ではなく、歳をとると回復能力が低下して弱っていく。ではなぜそのようなことが起こるのだろうか、またそれを防ぐことは出来るのだろうか。 要約: 筋肉は運動後や傷ついたときには細胞内の幹細胞が活性化することで、新たな筋繊維として成長する。その後残った幹細胞は休眠状態へと戻るため、何度も同じように筋肉を補修することができる。しかし歳をとるごとにその補修能力は落ちていき、運動後や怪我からの回復に時間がかかってしまう。 そこでなぜそのようなことが起こってしまうのか、キングス・カレッジ・ロンドン、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)の共同研究によって、鍵となる要因が発見された。またマウスを使った動物実験では、それを薬によって防ぐことができることも示された。 まず彼

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    smicho 2012/09/28
  • 小記事:妊娠前の食事と子供に与える影響:科学ニュースの森

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    smicho 2012/09/24
  • 小記事:記憶は伝言ゲーム?:科学ニュースの森

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    smicho 2012/09/23
  • ヘビは地中から現れた?:科学ニュースの森

    2012年09月20日 ヘビは地中から現れた? 背景: ヘビは手足を持たないためとても奇妙な姿をしているように見える。ではこのような特徴はどのように獲得されたのだろうか。地中や海中に進出したトカゲの祖先から進化したという説があるが、まだそれほど明確にはなっていない。 要約: ヘビはトカゲの仲間から進化したと考えられているが、そのルーツはまだ明確になっていない。そこでニューヨーク州立大学ストーニブルック校のJohn J. Wiens博士らによる遺伝的な研究から、現在陸上に生息しているほとんどのヘビは、地中に生息しているヘビの祖先から分化していったことが分かった。 彼らは爬虫類の最も大きなデータベースの1つを使い、44の遺伝子と161のトカゲとヘビのデータから研究を行った。するとほとんど全てのヘビは地中に生息する目の見えないメクラヘビの仲間から分化していることが分かった。このことはヘビの祖先は

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    smicho 2012/09/21
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  • 小記事:BPAは肥満のリスクを高めることが判明:科学ニュースの森

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    smicho 2012/09/20
  • ウイルスは生物か否か:科学ニュースの森

    2012年09月18日 ウイルスは生物か否か 背景: 現在の生物の定義では自己増殖が可能であるとされているため、生物の細胞へ感染しそのDNAを利用して複製を行うウイルスは含まれないことが多い。しかしミミウイルスをはじめとする巨大ウイルスの発見によって、既存のウイルス観が見直されつつある。 要約: この度、イリノイ大学のGustavo Caetano-Anolles博士らによって、巨大ウイルスのタンパク質構造の研究から、ウイルスは真核生物、細菌、古細菌に次ぐ生物の第4のドメインだと区分されるべきなのではないかという説が発表された。 生物の祖先やお互いの関係を調べるには、その形態やDNAを比べるなどの方法がある。DNAは先祖から受け継がれてきたものであるため、解析が容易になってきた近年はよく利用されている。しかし、DNAは不安定で世代を経るごとに大きく変わってしまうという問題もはらんでいるため

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    smicho 2012/09/19
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  • ω-3脂肪酸は心血管疾患に効果があるのか:科学ニュースの森

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    smicho 2012/09/12
  • 小記事:恐竜絶滅直前の大量絶滅:科学ニュースの森

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    smicho 2012/09/07
  • 有機食品は本当に健康によいのか:科学ニュースの森

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    smicho 2012/09/05
  • HIVの癌治療への利用:科学ニュースの森

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    smicho 2012/08/29
  • 睡眠学習は可能か:科学ニュースの森

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    smicho 2012/08/28
  • 小記事:父親から遺伝する遺伝子変異:科学ニュースの森

    2012年08月26日 小記事:父親から遺伝する遺伝子変異 子供への障害が現れるリスクは妊娠時の両親の年齢によって変わってくる。一般に両親の年齢が高いほどそのリスクが高まると考えられているが、ハーバード医学校のDavid Reich博士らによる研究によって、遺伝子の変異という点では殆どの原因が父親由来であることが分かった。 彼らがアイスランドにあるdeCODE Genetics(デコード・ジェネティックス)の協力の下、85000人のアイスランド人のDNAを解析したところ、子供の遺伝子変異は父親が母親に比べて3.3倍影響しやすく、また父親の年齢が20歳から58歳で変異が2倍となるが母親の年齢は影響しなかった。これらの事実から、自閉症など父親の年齢 が関係していると考えられている子供の障害への研究が進むことになるだろう。 また彼らはヒトとチンパンジーが660万~370万年前に共通祖先から分岐し

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    smicho 2012/08/27
  • 宇宙の構成要素と始まりの新説:科学ニュースの森

    2012年08月21日 宇宙の構成要素と始まりの新説 背景: この宇宙は130億年以上前にビッグバンと呼ばれる現象によって始まったと考えられ、様々な観測結果からこの説が一般に支持されている。しかし宇宙は謎に満ちており、ビッグバン仮説にも矛盾点が指摘されている。 要約: 宇宙はビッグバンによって始まったと考えられている。また古代ギリシャの哲学者は、この宇宙の物質は連続的なものなのか、小さな構成要素の集まりなのかという疑問を持ち、現在では原子という構成要素によってできていることが分かっている。 そこから何千年も経て、今度はアインシュタインによってこの宇宙の空間と時間は連続的なものであると唱えられたが、量子的な観点では必ずしもそうではないと考えられている。 クアンタム・グラフィティ(量子グラフ論)と呼ばれる新しい仮説は、空間は目に見えない小さな構成要素の集まりで出来ていることを示唆している。それ

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    smicho 2012/08/22
  • アブラムシの光合成:科学ニュースの森

    2012年08月19日 アブラムシの光合成 背景: 光合成は太陽の光エネルギーを利用して代謝に必要な化学エネルギーを合成する、植物や藻類が主に持っている機能である。光合成を行う動物はこれまで発見されていないが、植物の光合成に利用される色素を持つ動物は発見されている。 要約: アブラムシはとても奇妙な生物学的特徴を持っている。妊娠した状態で産まれてくるメスや、口がないために繁殖行動の直後に死んでしまうオスなどがいる。このような特徴に加えて、フランスはソフィア・アンティポリスにあるソフィア・アグロバイオテック研究所のAlain Robichon博士らによって、アブラムシが光合成によってエネルギーを得ている可能性が示された。 アブラムシは他の動物と違いカロテノイドと呼ばれる色素を合成する能力を有している。多くの動物は、健康な免疫系を保ったり特定のビタミンを生成したりといった様々な機能に、この色素

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    smicho 2012/08/20