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1964年10月、東海道新幹線開通と同時に羽島市の田んぼの中に開業した「岐阜羽島駅」。そもそも、なぜ羽島なの? 大物政治家の"鶴の一声"で決まった「政治駅」というのは本当? 歴史をひもとくと、旧国鉄は最短ルートと運行管理の面で最初から羽島に狙いを定めていた。むしろ政治的な圧力に左右されなかったからこその岐阜羽島駅だった。 ◆「秘境駅」車利用に最適 JR東海によると、岐阜羽島駅の乗降客数は一日平均で2019年度が約5600人。東京-新大阪間の17駅中16位だ。ネット上では"秘境駅"と呼ばれる岐阜羽島駅だが、車の利用者には使い勝手がいい。周囲にコインパーキングが並び、駐車料金は1日最大200~500円。愛知、三重県のナンバーも目立つ。 なぜ、羽島なのか。岐阜日日新聞など本紙の当時の報道によると、名古屋-京都間は三重県の鈴鹿山脈をトンネルで抜ける案もあったが、1959年11月、現行の関ケ原ルート
Tweet ワサビは日本固有種 岐阜大山根助教、辛味の進化解明 2015年08月29日08:58 ワサビが日本の固有種であることを解明した山根京子助教=岐阜市柳戸、岐阜大 ツンと鼻に抜ける辛味が特徴で、刺身やそばなどの薬味にされるワサビが日本の固有種であり、辛味は国内で独自に進化した産物であることが、岐阜大応用生物科学部の山根京子助教(43)=植物遺伝育種学=の研究で明らかになった。成果の論文が園芸学会の英文学術誌に掲載された。 山根助教は見た目がワサビにそっくりな同じアブラナ科の中国の植物シャンユサイに注目し、雲南省に現地調査に訪れた。シャンユサイは標高2千メートル超の高地に自生。ワサビが好む環境と似たカエデやクルミなどの落葉広葉樹林に生えていた。 ワサビのような辛味はなく、葉など地上部は山菜として炒めたりスープにしたりして食べられるものの、根茎は利用されていないことが、自生地付近の4民
プラズマの流れ、制御可能 核融研が世界初観測、英誌に発表 2015年01月09日09:32 LHDの磁場の力で作り出すドーナツ型のプラズマの模型(右端)と断面図を見せる居田克巳さん(中央)ら=8日午前、土岐市下石町、核融合科学研究所 ◆ブレーキ現象「発電実現に一歩」 核融合発電を目指して、磁場で高温高密度のプラズマを閉じ込める研究に取り組む自然科学研究機構・核融合科学研究所(土岐市下石町)と九州大学応用力学研究所の共同研究グループは8日、プラズマの磁気面が破壊された状態がプラズマの流れをせき止めてしまうブレーキ現象を、核融研の大型ヘリカル装置(LHD)による実験で世界で初めて観測し、8日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。 磁気面の破壊は理論予想の少なくとも5倍以上で、プラズマの制御に役立つ重要な発見という。共同研究のリーダーで、核融研高温プラズマ物理研究系主幹教授の居
外国人実習生、失踪急増 県内、ブローカーが高賃金勧誘か 2014年11月04日09:25 ◆14年73人、最多ペース 県内の事業所で働く外国人技能実習生の失踪が急増していることが、県警への取材で分かった。2013年の行方不明者は109人で、12年の32人の3・4倍に増え、県警が調査を始めた09年以降で最多だった。今年も9月末時点で73人と、昨年とほぼ同じペースで推移する。ブローカーから高賃金で誘われた仕事に移るほか、劣悪な労働環境を苦に逃げ出すケースもあるが、受け入れ団体は「急増の原因はよく分からない」と困惑している。 今年、失踪した73人の国籍は、中国が63人と大半を占め、ミャンマー5人、ベトナム4人、フィリピン1人。 岐阜市にある受け入れ団体の男性理事(44)は今年、派遣先の各務原市の縫製会社から失踪した中国人女性=当時(31)=を茨城県内で保護した。昼は食堂、夜は性風俗店で働いていた
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