沖縄県 翁長知事 「『本土並み』を合言葉に県民の努力で勝ち取った復帰だったが、真の民主主義の実現など、県民が強く望んできた形にはなっていないように感じている。」 昭和47年の5月15日。 アメリカの統治下に置かれていた沖縄は本土に復帰しました。 その沖縄では今日、アメリカ軍普天間基地の移設計画が進められている名護市辺野古の周辺で、市民団体などが沖縄県内のアメリカ軍基地の閉鎖などを訴えました。
大阪の「阪急阪神ホテルズ」が、メニューの表示と異なる食材を使っていた問題で、このうち、「芝エビ」と表示して別の同じような大きさの安いエビを使っていたことについて、中国料理店でつくる団体では、エビを大きさで分類する長年の慣習を引きずっていたのが背景にあるのではないかと指摘しています。 今回の問題で大阪の「阪急阪神ホテルズ」は、「芝エビ」を使ったとする中国料理のコースメニューの一品に「バナメイエビ」という同じような大きさの安いエビを使っていました。 日本中国料理協会によりますと、30年ほど前、日本と中国でエビの呼び方が違うため、全国の中国料理店で作る組合の呼びかけで、エビを大きさによって3つに分類することになりました。 この分類では、中国で「龍蝦」と呼ばれる大きなエビを「伊勢エビ」、次に大きい「大蝦」を「車エビ」や「大正エビ」、そして最も小さくむきエビという意味の「蝦仁」を「芝エビ」と表記
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、避難を余儀なくされた住民などが東京電力に損害の賠償を請求した件数は、去年末までで、およそ3万400件と、全体の半数に満たないことが分かりました。請求内容が複雑だったことなどが影響しているとみられ、東京電力は、相談態勢などを強化して賠償を急ぐとしています。 また、請求のあったうち、被害者と合意して新たに賠償金を支払った件数も1万1400件と、全体の3分の1にとどまり、支払いをいかに早く進めるかも課題となっています。
福島第一原発では、汚染水を増やさずに原子炉を冷却するための「循環注水冷却」は、相次ぐトラブルの末、ようやくきのう注水をはじめましたが、開始からわずか1時間半で停止してしまいました。 原子炉の安定的な冷却には欠かせない「循環注水冷却」の問題点とは。山崎記者の解説です。 まずこちらをご覧下さい。 福島第一原子力発電所では、地震と津波で原子炉を冷やす冷却装置がこわれてしまいました。 そのためこの3か月あまり、画面左下のタンクから水を流して、1号機から3号機の原子炉に水を入れて冷やしてきました。 しかし、原子炉に入れた水は、放射性物質で汚染されてしまいます。 さらにその汚染水が損傷した原子炉の外に流れ出し、建物の中にたまり続けてきました。 東京電力では、増える汚染水を画面右上の汚水貯蔵施設に移してなんとかしのいでいましたが、それも徐々に一杯になり始め、 このままでは来月上旬にもたまった汚染水が施設
25年前のチェルノブイリ原発事故の後、ベラルーシに渡り、5年半、現地で甲状腺がんの子供の治療にあたった外科医の菅谷昭さん(すげのや・あきら/現・長野県松本市長)。 18日のニュースウオッチ9で放送した特集の中で、時間の都合でお伝えできなかった菅谷さんの講演内容を全文掲載します。 「テーマ:子供たちを被ばくからどう守るのか」 2011年5月14日午後1時半から1時間程度 福島市の保育園にて 講師:長野県松本市長/医師 菅谷昭(すげのや・あきら) ベラルーシの小児科医 アナスタシア・タルカチョア 長野県立こども病院副院長 中村友彦(なかむら・ともひこ) 【菅谷医師】 今回、こういう形で、まさか私が保育園のお母さん、お父さん方とお話しするとはゆめゆめ思っておりませんでした。私は元々が外科の医者でありまして、なおかつ私の専門とする領域が甲状腺ということで、私自身1996年から5年半、チ
いわゆる「メルトダウン」が起きたと見られる東電福島第一原発1号機。 東京電力が公開した、原子炉のデータや運転日誌などから、 事故直後の緊迫した状況が明らかになってきました。 東京電力がきのう公開した、福島第一原発の1号機と2号機の中央制御室に置かれていた ホワイトボードの写真です。 「水もれ」。 「蒸気漏れ」という文字。 「水位計あてにならない」 当時の当直の社員が緊迫した状況の中で書き残した文字が記されています。 福島第一原発の1号機は、3月11日の午後2時46分、地震の揺れによって原子炉が自動停止。配管がすべて閉じられたため原子炉の中の圧力が高まります。 東京電力の資料では、その6分後、「非常用復水器」と呼ばれる安全装置が自動で動きました。非常用復水器は、原子炉の蒸気を抜いて水に戻し、再び原子炉に注水するための装置です。 ところが、非常用復水器はわずか8分後の午後3時ごろには停止して
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