江沢民氏の例の騒動ですっかり隠れてしまっている感がありますが、中国経済も「いよいよ」というところまで来ているのではと思わせる状況になっています。 その証拠に7月に入り、中央の指導者による地方の経済状況の視察が相次いで行われているのです。「経済参考報」の記者が整理したところでは・・・ ▽賈慶林全国政協主席が1、2の両日に大連市を視察。 ▽王岐山副総理が1、2の両日に石家荘市を視察。中小企業金融サービス座談会開催 ▽温家宝総理が3、4の両日に遼寧省の瀋陽市などを視察。 ▽李克強副総理が4、5の両日に安徽省で経済社会発展状況について視察 ▽温家宝総理が9、10の両日に陝西省で価格安定について視察 これらの視察はすべて、地方の経済状況について行われた視察です。挙げてみただけでも10日余りで5回も行われているわけで、普通の人なら誰もが「多すぎなのでは」と思ってしまいます。これだけ中央の指導者が地方経