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ブックマーク / sorae.info (3)

  • 宇宙探査機の時間と空間をめぐる冒険:「現在」をどうやって決めるか?

    太陽系を旅する探査機の運用では、地球上のアンテナを使って探査機と信号を毎日送受信していますが、時にはその距離が数百万キロメートルに及ぶこともあります。これらの信号は探査機に到着するまで、そして地球に戻ってくるまでに広大な宇宙の空間と時間を旅してくることになるのですが、このことからいろいろと面白いことがわかります。一方で、探査機を意図した通りに運用するためには苦労があるようです。 ■ 火星探査機との「日記」のやり取り欧州宇宙機関(ESA)のSimon Wood氏は、火星探査機「マーズ・エクスプレス」に携わる技術者の一人です。マーズ・エクスプレスは2003年に打ち上げられた歴史あるミッションで、Simon氏は長い間この仕事をしてきました。Simon氏はマーズ・エクスプレスのことを熟知していますが、それでも通信にはいつも問題があったと言います。「惑星間のミッションをコントロールするには忍耐が求め

    宇宙探査機の時間と空間をめぐる冒険:「現在」をどうやって決めるか?
    smicho
    smicho 2020/08/27
  • 木星のコアは誕生直後に破壊され、今もその影響が続いている可能性が浮上

    米ライス大学は8月14日、およそ45億年前に誕生したばかりの木星のコアが巨大衝突によって破壊され、今もその状態が続いているとするShang-Fei Liu氏らの研究成果を発表しました。自然科学研究機構アストロバイオロジーセンターの堀安範氏も参加した研究内容は論文にまとめられ、同日付でNatureのオンライン版に掲載されています。 原始惑星と正面衝突した若き木星の想像図(Credit: K. Suda & Y. Akimoto/Mabuchi Design Office, courtesy of Astrobiology Center, Japan)■木星のコアは密度が低かった現在木星ではNASAの木星探査機「ジュノー」が周回探査を行っています。数多くのクローズアップ画像で私たちを驚かせてくれるジュノーですが、外からは見えない木星内部の構造を明らかにすることも重要な任務のひとつです。 ジュノ

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    smicho
    smicho 2019/08/16
  • 土星の環ができたのは「つい最近」の可能性、カッシーニ観測成果で浮上

    土星の環と衛星ミマス (c)NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute 土星を彩る環は、従来考えられていた「45億年前の太陽系初期に形成された」という説を大きく覆し、ほんの2億年前にできた可能性がある--2017年9月に最後の科学観測「グランドフィナーレ」を行って観測を終了したNASAの土星探査機「カッシーニ」の成果からそうした説が浮上した。12月11~15日に開催されたアメリカ地球物理学連合(AGU)の秋季大会で発表され、『サイエンス』誌が報じた。 土星には7つの環があり、内側から順にD、C、B、A、F、G、Eとアルファベットの名がつけられている。この環の中で主要な部分を占める「Bリング」と呼ばれる部分は、全体で大きな質量を持つと考えられ、それだけの環の材料を供給できるのは、45億年前の太陽系初期に数多く存在した微惑星だとされてきた。あるいは、40億

    土星の環ができたのは「つい最近」の可能性、カッシーニ観測成果で浮上
    smicho
    smicho 2017/12/28
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