大阪府警の警部補に暴言を吐かれたと訴えている大阪府吹田市長野東、会社員、岡本和真被告(35)=窃盗罪で起訴=が面識のない女性に「1対1で会いたい」などとメールで面会を求めたとされる強要未遂事件で、府警は10日、岡本被告が女性にメールを送ったとみられる勤務先のパソコンのデータを誤って消失させたと発表した。 府警によると、ハードディスクをコピーする際、府警情報管理課の捜査員が操作を誤り、上書きしてしまったという。府警は証拠品の取り扱いに問題があったとして会社側に謝罪するとともに、近くこの捜査員を処分する方針。 府警は10日午後、岡本被告を強要未遂容疑で再逮捕する方針。