オリジナルは自分で生むしかない クーラーをつけている室内で、こつこつ編む。毎日最低1つ、定番のグラニースクエアを編む。そう、最近のマイブームは編み物です。手作りでオリジナルのものを作りたいという願望から。去年の春あたりにもやっていたんですが、急に1ヶ月ほどで飽きて終了。それから、先…
こちらもご紹介が遅くなりましたが、私の本は、3月30日に「東京大学東洋文化研究所附属東洋学研究情報センター」という長たらしい名前のところから刊行されました。700部作って、そのうちの500部ほどが国内外の図書館、大学、個人等に寄贈されます。私には100冊ほどいただけるようです。 先々週、そのうちの19冊を北京で受け取り、2冊を手元に残して、今は残りの17冊を配っているところです。まずは賀家湾の村長さん(彼の暗黙の了解がなければ、ここには住めなかった)、前に住んでいた部屋の大家さん(2年間タダで住ませてもらったし、お母さんを取材している)、薛老師(これから一緒に暮らすわけだし、お母さんを取材している)、賀登科老人の息子(老人には3回取材し、もっとも多くを語ってもらった)に4冊を配ったのですが、すぐに別の3人がやってきました。いわく「ウチのオヤジは字が読めるからくれ」「前書きを読んで感動して涙
中国戦線での細菌兵器の使用について報告した文書が新たに発見された、との報道が週末にありました。 asahi.com 2011年10月15日 「旧日本軍、中国で細菌戦 陸軍の極秘公的文書に記述」(魚拓) asahi.com 2011年10月15日 「「政府は細菌戦の資料公開を」中国の被害者遺族ら会見」(魚拓) 京都の国会図書館西館で見つかったとのことですが、ずいぶん前から閲覧可能だったのに未発見だったのか、比較的最近公開されたのか、といったあたりも気になるところです。 なお一つ目の記事の図表に常徳という地名がみえますが、常徳での細菌戦については生存者のオーラルヒストリーをもとにした研究書が存在しています。 聶莉莉、『中国民衆の戦争記憶―日本軍の細菌戦による傷跡』、明石書店 同書によれば、常徳七三一部隊細菌戦被害調査委員会による2000年11月までの調査で、県城および周辺農村での犠牲者はあわせ
一ノ瀬俊也、『皇軍兵士の日常生活』、講談社現代新書 帯の惹句は「軍隊という格差社会をどう生きたのか? 徴兵・手当・食事から死亡通知まで」。興味深いのは「はじめに」で語られている本書執筆の動機の一つに、「丸山真男をひっぱたきたい」があげられていること。日本近現代史研究でも近年、戦争による「強制的同質化」という概念が提起されていること、そして「マクロの視点から見たときそうした説はおそらくまちがってはいない」としたうえで、「戦争や徴兵が社会を「平等化」させる魔法の杖のように思われている節はないだろうか」「戦時下の日本社会には徴兵制がもたらした人びとの生と死をめぐる「不平等」、「不公平」が蔓延しており、誰もそれを助けようとしなかった」(原文のルビを省略)という問題提起がなされている(もう一つの課題は「昭和の人びとが徴兵され、兵士になっていく過程を(…)制度と心情の両面から、(…)明らかにすること」
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