本記事では、WebRTC Conference Japanのセッションの1つである、「WebRTC DataChannelの活用方法とその可能性」について紹介する。講演者は、Mist Technologies株式会社CEO・田中晋太朗氏だ。 セッション内容は、大きく以下の2点である。 WebRTC DataChannelのおさらい ひねりのある使い方事例紹介 以下でそれぞれの内容について紹介する。(発表資料全体はこちらから) WebRTC DataChannelのおさらい 概要 DataChannelは、サーバを介さずにテキストやバイナリデータを送ることができる。特にバイナリデータが重要で、ArrayBuffer、ArrayBufferView、Blob、Stringを送信可能だ。 注意点として、CreateOfferでSDPを作成する前に、createDataChannelしておく必要が