小説家という職業 (集英社新書)森 博嗣集英社このアイテムの詳細を見る 個人的に好きな作家。森博嗣を好きな人や、小説家になりたい人でないと手に取らないようなタイトルの本だけど、このエントリのタイトルに選んだ文言に触れて、思わず考えさせられてしまった。 私ことこのブログの筆者は、10年以上もサラリーマンをしているにも拘わらず、サラリーマンという仕事の本質をさっぱり理解していなかったということを、恥ずかしながら今更思い知らされたのだ。日本のサラリーマンたちは、まさに「人間関係の軋轢の中で、何とか自分の立場を守ること」を第一に仕事をしているのだった。 「こうした方が仕事の効率が上がるのではないか」、 とか、 「別のやり方に切り替えれば、コストが下がるのではないか。」 といった風に、単純に会社の利益向上や社員の負担軽減につながればと思って、至極穏当な意見を言うと、思わぬ反発を招き対応に