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ブックマーク / xtech.nikkei.com (21)

  • ネットワークを激変させるという「OpenFlow」って何だ?

    「ネットワーク分野での大きな革新」「旧来のネットワークの世界を劇的に変える」「回線コストだけでなく、設備コスト、運用コスト、エネルギーコストを削減する」――。これらはすべて新しいネットワーク技術「OpenFlow」を評した言葉だ。それほどOpenFlowはインパクトがあり、期待されている。 OpenFlowを熱望しているのは、とりわけ大規模なデータセンターを運用する企業だ。データセンターのサーバーやストレージは、仮想化/クラウド技術によって、アプリケーションへのリソース割り当てを動的に行えるようになった。仮想マシンの移動も自在である。 これに比べると従来のネットワークは柔軟性を欠き、構成変更の負担が重くなっている。そこに大きな不満が生じる一方で、OpenFlowに期待する声が日ごとに高まっているわけだ。OpenFlowの仕組みやメリット、技術動向に関する記事を以下にまとめた。今後のネットワ

    ネットワークを激変させるという「OpenFlow」って何だ?
  • HDDが買えないならZFSを使えばいいのに

    タイの洪水被害の影響でハードディスク(HDD)の価格が高止まりしている。パーツショップでの実売価格は急騰前の3倍程度にまで跳ね上がり、今でも2倍弱の価格をつけている。5000円台で2TバイトのHDDが買えた記憶が新しいユーザーにとっては買い控えたくなる水準だ。フラッシュメモリーによる半導体ストレージであるSSDの容量単価は下落する一方だが、HDDが買えないならSSDを使えばいいのに…と言えるほどSSDは安くない。 もちろん、データの増加は待ってくれない。記者の自宅には、主にファイルサーバーとして利用するLinuxサーバーがある。タイ大洪水以前に約7000円で購入した1Tバイトの2.5型ハードディスクをストレージに充てた。写真1枚が10Mバイト近くある今の利用環境では、みるみる空き容量が減っていく。どのコンテンツもときめくものばかりで、整理には限界がある。「では増設」と思い立っても、HDDは

    HDDが買えないならZFSを使えばいいのに
  • BranchCacheの概要

    ブロードバンド以前、企業ネットワークの拠点間のWAN接続には専用線やISDN回線、フレームリレー回線が利用されていた。これらの回線は通信費が莫大な上、現在の状況と比較すると圧倒的に低速、低帯域であった。拠点間のトラフィックを最小限にするために、サーバーを分散することは当然の選択であった。ブロードバンドの登場で、WANは高速化された。しかも、インターネットVPNを利用することで、トラフィック量に関係なく低い通信費で済み、回線コストを大幅に削減することができた。そして今度は、社のデータセンターへのサーバーやデータの集約が進むようになった。データセンターへの集約が進み、リモート拠点のユーザーがサーバーやデータにWAN経由でアクセスするようになると、再びレスポンスの問題に直面することになる。いくらWANが高速になったとしても、ギガビットの LANとは比較にならない。ましてや、データのサイズはます

    BranchCacheの概要
  • IPとはまったく違う「OpenFlow」の目的とは

    昨年のゴールデンウィークは四国の実家に帰り、徳島の山奥にある温泉に行った。今年は海だ、ということで、しまなみ海道で瀬戸内海を渡り尾道へ行った。もちろん、尾道を選んだのはNHKの連続テレビ小説「てっぱん」の影響だ。ドラマを熱心に見たわけではないが、大林信彦監督の「転校生」(1982年)を見て以来、いつか行ってみたいと思っていたところだ。尾道水道に面した坂の町は、長いアーケードの商店街が今もにぎわっている、ちょっと古びてこじんまりした、いい町だった。 さて、今回はOpenFlowという新しいネットワーク技術の特徴とメリットについて述べたい。OpenFlowはスタンフォード大学を中心とするOpenFlowコンソーシアムで標準化が進められている技術で、2009年12月にバージョン1.0が制定された。OpenFlowを実装した製品は2011年4月にNECから世界で初めて出荷され、大規模データセンター

    IPとはまったく違う「OpenFlow」の目的とは
  • [運用編]スナップショットをバックアップ代わりにしてはいけない

    スナップショットとは,ある瞬間のディスク・イメージを保持したもの。主に「コピー・オン・ライト」という方式と「スプリット・ミラー」という方式がある。どちらの方式もバックアップ向きではないが,特に前者の方式はディスクの故障を想定した予備データとして使ってはいけない。なぜなら,ある瞬間のイメージといっても基的にはデータの実体を持たないので,ディスクの故障などでオリジナル・データが消えると同時にスナップショットも消えてしまうからだ。 まずコピー・オン・ライト方式は,ディスク・ブロックへのポインタをスナップショット領域に記録する方式である。ブロックの内容(データの実体)はコピーしないので,データ量が多くてもスナップショットの取得は高速である。ポインタ群が指すブロックをある瞬間のデータとするため,ディスクが更新されると(ブロックに書き込む前に)該当ブロックのデータをスナップショット領域にコピーする。

    [運用編]スナップショットをバックアップ代わりにしてはいけない
  • IIS 7.5の概要

    Windows Server 2008 R2には Webプラットフォームとして、インターネットインフォメーションサービス(Internet Information Services:IIS)の最新バージョンIIS 7.5が用意されている。IIS 7.5は[Webサーバー(IIS)]の役割をインストールすることで追加できる。 ここで、IISの歴史について簡単に振り返っておこう。IISの歴史は非常に長い。最初のバージョン 1.0は、Windows NT Server 3.51向けにアドオン製品として無償公開されたものだ。当時は「Internet Information Server」という名前だった。その後、着実にバージョンアップを重ね、最新のIIS 7.5に至っている(表8)。 IIS 7.5の機能強化 ここからは、IIS 7.5で注目の新機能、強化された機能を見ていこう。 FTPとWebD

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  • 重要なのは物理NICのチーミング

    ネットワンシステムズ 宮下 徹、奈良 昌紀 サーバー仮想化ソフトは、ネットワークの観点から見ると、仮想マシン、仮想NIC、仮想スイッチの三つのコンポーネントに分けられる。ネットワーク設計に当たっては、これらと、物理NIC、物理スイッチを合わせてトポロジーや冗長構成を考える必要がある。 仮想化環境というテーマからすると意外かもしれないが、このうち仮想ネットワークの設計で最も重要なのは物理NICである。今回は、冗長化を中心とした、仮想化環境のネットワーク設計について解説する。 設計の肝はNICの「チーミング」 ネットワーク設計で重要なのは、可用性と十分な帯域、柔軟性を確保すること。このうち可用性と帯域の確保に役立つのが、複数の物理NICのチーミング*1である。チーミングは複数のNICを一つのNICとして扱えるようにする技術。複数の物理NICへのネットワーク・トラフィックの分散や、物理NICのフ

    重要なのは物理NICのチーミング
  • Part1 「非機能要件」を左右するシステム基盤の理解が必須に

    ハードウエアの仕様や障害対策の方法など,情報システムを支える「基盤」に関する知識は,その分野の専門家だけのものと考えるITエンジニアは多い。しかし,そうした考え方は正しいとは言えない。システム基盤は性能や可用性といった,情報システムの非機能要件を左右する。その重要性を認識しよう。 こうした見積書を目にしたことはないだろうか。ここで「上記開発に伴う付帯作業一式」という言葉に着目してほしい。この作業には,どんなものが含まれているのか。 まず,アプリケーションを稼働させるサーバーやデータを格納するストレージの仕様,ネットワークの伝送速度などを決める作業がある。こう言うと簡単そうだが,プロセサの種類や数,メモリー容量,データ入出力速度など,決めなければいけない項目は決して少なくない。 障害対策に関する作業も含まれる。例えば,サーバーが故障した場合に備えて,予備のサーバーを用意するクラスタ構成をとる

    Part1 「非機能要件」を左右するシステム基盤の理解が必須に
  • (第5回)Windows Server 2003 R2のクォータ管理機能,実力は十分

    特定のファイル形式の保存を禁止 Windows Server 2003 R2には,クォータ管理機能と併用すると便利な機能も追加された。ファイルの種類によって共有フォルダへの保存を禁止するスクリーン機能である。設定手順を見ていこう(図11)。 スクリーンの設定は,クォータ管理と同様に[ファイルサーバーリソースマネージャ]の配下で行う。この項目を右クリックして,[ファイルスクリーンの作成]を選択すると設定画面が開く。クォータ管理と同様に設定する共有フォルダを入力し,保存を禁止するファイルの種類を指定する。ここでもクォータ管理と同様に,設定内容のテンプレートを使える。カスタマイズして,保存を禁止したい拡張子を設定すると,独自のテンプレートを作成できる。 ファイル・スクリーン機能で注意したいのは,保存禁止の判断が拡張子でなされていることだ。試しに,wmaやmp3などの拡張子がデフォルトで禁止対象に

    (第5回)Windows Server 2003 R2のクォータ管理機能,実力は十分
  • (第1回)Exchangeのどの機能(ロール)を選ぶか?

    Exchange Server 2007を導入する際には,どのようなポイントに注意すべきだろうか。Exchange Server 2007は,従来のバージョンと比べて機能が大幅に強化されているが,それだけに設計の勘所も従来と異なっている。Exchange Server 2007には,どのようなネットワーク構成やストレージ・システムが適切なのか,システム設計上のポイントや注意点を5回に渡って解説する。 まず,Exchange Server 2007の主な機能や特徴については,筆者の記事「Exchange Server 2007へのスムーズな移行手法」を参照していただきたい。今回の連載は,Exchange Server 2007の基的な機能を理解している方に向けて,実際にシステムを設計する際の注意点などを説明するものである。 Exchange Server 2007に限らないが,システムを導

    (第1回)Exchangeのどの機能(ロール)を選ぶか?
  • NAPのアーキテクチャー

    企業ネットワークへのリモートアクセス環境を提供することは、社員の労働生産性を高める効果がある一方で、リモートデバイスに対するコントロールができなくなり、企業ネットワークのセキュリティリスクを高めてしまう可能性がある。現在、リモートアクセスの手段として主流なのは、VPN接続である。セキュリティ対策が十分でないようなホームコンピューターが VPN経由で企業ネットワークに接続された場合、ウイルスの混入や機密情報の流出の危険がある。また、長期間、企業ネットワークから離れていたモバイルデバイスが復帰した際に、ぜい弱性を抱えたまま接続される心配がある。企業ネットワークのセキュリティが侵害されるリスクは、リモートアクセスだけではない。社員が勝手に、あるいは悪意のある第三者が社内にデバイスを持ち込み、有線/無線のネットワークに接続するようなケースだ。Windows Server 2008から利用可能になっ

    NAPのアーキテクチャー
  • 日本IBM、プライベートクラウド環境構築向けの専用アプライアンスを発売

    写真●日IBMのプライベートクラウド環境構築向け専用アプライアンス「IBM Workload Deployer V3.0」 日IBMは2011年6月14日、プライベートクラウド環境を迅速に構築するために必要となるソフトウエア自動導入の仕組みなどを備えた専用アプライアンスの新製品「IBM Workload Deployer V3.0」(写真)を発売、6月16日から出荷開始することを発表した。同社および代理店経由で販売する。 IBMがこれまで世界中で構築してきたプライベートクラウドの実績と経験に基づき、特定用途向けのプライベートクラウド環境の構築に必要なソフトウエアや構成情報を「ワークロード・パターン」としてパッケージ化。このパッケージを用いることで、ソフトウエアの自動導入および構成を可能とした。自動導入と構成だけでなく、導入後の監視や修正パッチの適用、ログの管理を含む保守なども専用のGU

    日本IBM、プライベートクラウド環境構築向けの専用アプライアンスを発売
  • 認証サーバー不要のUSB型シンクライアント、エム・ピー・テクノロジーズが発売

    エム・ピー・テクノロジーズは2011年6月3日、在宅勤務を導入する企業など向けとして、仮想デスクトップ環境を実現するためのUSBキー型シンクライアント「Resalio Lynx Smart」(写真)を発売した。価格はオープンだが、実売価格は1端末当たり1万円程度になる見込み。 USBキー(ドングル)内にUbuntu Linux 10.04をベースとしたOSを格納し、VPN機能(PPTPやOpenVPNなど)やリモートデスクトップ接続用クライアントなどを搭載。USBキーを自宅などのパソコンに挿してブートさせることで、会社のネットワークにリモートアクセスして、常に同じデスクトップ環境で仕事ができるようになる。 利用に当たっては、接続元パソコンのハードディスクは一切使用せず、データを会社のサーバーやパソコン上に残したまま作業できる。エム・ピー・テクノロジーズによれば、CD-Rへのデータの書き込み

    認証サーバー不要のUSB型シンクライアント、エム・ピー・テクノロジーズが発売
  • 節電対策でWindows Serverをクラウドへ、IIJとマイクロソフトが共同で支援策

    インターネットイニシアティブ(IIJ)と日マイクロソフトは2011年4月27日、企業内のWindows Serverをクラウド環境へ短期間で移行させる取り組みを共同で実施すると発表した。節電対策や事業継続に悩む企業に、移行ツールや移行支援サービスを5月から提供する。 東日に拠点を置く企業は、今夏の電力不足に備えて、IT機器の節電に取り組まねばならない状況にある。IIJは西日のデータセンターにあるサーバーで、クラウドサービス「IIJ GIOサービス」を提供している。節電に取り組む企業にとっては、手元のサーバーの一部をGIOサービスに移行させることで、IT機器が使う電力を削減できることになる。 IIJとマイクロソフトは、Windows ServerをIIJのクラウドサービス「IIJ GIOサービス」に移行するためのツールを用意。動作検証や移行作業の一部をツールにより自動化し、短期間での移

    節電対策でWindows Serverをクラウドへ、IIJとマイクロソフトが共同で支援策
  • 1万2000人が選んだベストブランド11社

    企業のおよそ4割が採用に動き出したクラウドコンピューティング(図1)。今後4年で市場規模は3倍に膨らむ見通しで、既成の大手メーカーから新興のWeb企業まで参入が相次いでいます。百花繚乱(りょうらん)とも言える状況で、時代をリードするITベンダーはどこでしょうか。また、各社が提供する多様なサービスのなかで最もクラウドらしいのはどれでしょうか――。こうした疑問に答えるため、『日経コンピュータ』と『ITpro』は邦初の「クラウドランキング」を策定。「ベストブランド」に11社を、「ベストサービス」に18社の20サービスを選びました。その詳細を5回にわたって紹介します。 最近、新聞やテレビで「クラウド」という言葉を見聞きしない日はない。今ではコンピュータメーカーからソフトウエアベンダー、通信事業者など、あらゆるIT関連ベンダーが「自社こそがクラウドの担い手」と声高にアピール、連日のようにクラウド関

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  • 【初級】知っておきたいストレージの基礎 最終回(後半) NASとiSCSIの特徴

    【初級】知っておきたいストレージの基礎 最終回(後半) NASとiSCSIの特徴 管理負荷を軽減するSANとNAS 低コストなiSCSIにも注目 同じネットワーク型ストレージに分類されていても,NASの仕組みはSANと大きく異なる。NASは,機能的には「ファイル・サーバー」と同等であり,ファイル共有サービスに特化したアプライアンスと考えてよい。ファイル共有に最適化した専用OSとファイル・システムを備え,管理も容易になっている。インターネット経由でリモート管理ができ,WAN経由でメンテナンスできるというNAS装置もある。 NASはストレージ専用のファイバ・チャネルにつなぐのではなく,イーサネットのLANに接続する。クライアントPCやサーバーからファイル・サーバーの共有ディスクのように利用でき,異なるOSのサーバーやPCの間でもファイル共有できることが大きな特徴である。 一部のエントリ・クラス

    【初級】知っておきたいストレージの基礎 最終回(後半) NASとiSCSIの特徴
  • データ・バックアップの基礎

    バックアップの基はテープにデータを取ることである。講座ではテープ・バックアップの基を解説する。具体的には,バックアップの取り方(フルバックアップ/差分バックアップ/増分バックアップ)や,テープのローテーションのさせ方,対象サーバーが複数ある場合の環境の構築の仕方,システムを止めたくないケースでのバックアップ---といったことを説明する。 Part1 基設計編---要件から機器とプランを決める Part2 単体サーバー編---実装時における三つのポイント Part3 複数サーバー編---バックアップを統合管理する三つの手法 Part4 オンライン・バックアップ編---データの複製技術の活用がカギ

    データ・バックアップの基礎
    snb62478
    snb62478 2009/12/09
  • [データベース編]バックアップ設計を先にしてはいけない

    データベースのデータを保護する観点で欠かすことができない,バックアップとリカバリ。データ消失を防ぐためにはバックアップ設計が必要不可欠であり,データベース管理者に限らずシステム管理者であれば当然理解しているだろう。 しかし,最初にバックアップの設計をしてはいけない。最初にしなければならないのは,業務要件を踏まえた上でのリカバリ設計だ。 リストアできないデータは実際にある ここで強調したいことは,リカバリのためにバックアップが必要であるということである。リカバリに使えないバックアップは無駄以外の何物でもない。だから,ユーザーのシステムがどのように運用され,万一障害が発生したときにどのようにリカバリをすればサービスへの影響が少なく済むのかを検討し,リカバリの要件を先に決める。次に,そのために必要なバックアップ要件を考えるというのが正しいアプローチである(図)。 ところが,リカバリより先にバック

    [データベース編]バックアップ設計を先にしてはいけない
    snb62478
    snb62478 2009/12/09
  • ミトコンドリアは利己的なのか利他的なのか

    人間とは,その「祖先」である細菌の時代から,利己的な部分と利他的な部分を持っており,その「葛藤」の歴史がすなわち「進化」ということなのだろうか---。生物学者で科学ライターでもあるニック・レーンが書いた『ミトコンドリアが進化を決めた』(みすず書房)というを,そんなことを考えながら読んだ。 筆者は前回のコラムで,近代の近代資主義社会とは,人間が根源的に持っている利他的な部分と利己的な部分が葛藤しながらも,それを無理やり折り合いをつけながらなんとかやってきた社会である,と書いた。 人間は,単細胞の細菌から多細胞となり,より複雑な哺乳類となり,さらには人類となった後は,小規模な共同体をつくり,さらには社会や国家といった大規模な組織を作ったが,細菌の世界も現代の複雑な社会でも,利己的な部分と利他的な部分の葛藤が起こるというのは変わりがないのかもしれない。それは,ある平衡な状態から進化するために

    ミトコンドリアは利己的なのか利他的なのか
    snb62478
    snb62478 2009/09/23
  • VMware Infrastructureインフラ構築実践Tips

    VMware ESX Serverを利用した仮想環境を構築するには,ハードウエア構成,ネットワーク構成,ゲストOSの管理方法など検討しなければならない。これらに加え,VMware ESX ServerとゲストOSの大量展開方法やバックアップ方法,システム管理ソリューションなど,システム構築のポイントについて紹介する。まずは,VMware ESX Server 3.0の構成要素とゲストOSの実装方法などに関して説明する。 VMware Infrastructure 3.0では,その前バージョンに当たるVMware ESX Server 2.xと比べてライセンスの管理方法が変わった。ここでは,ライセンスの管理方法も含めて,VMware ESX Server 3.0とゲストOSの管理方法について説明する。

    VMware Infrastructureインフラ構築実践Tips
    snb62478
    snb62478 2009/01/26